2006年4月27日木曜日

ワインとお見合い

今回のコラムは、ワインファンからお叱りを受けるかもしれない。
 
が、あえて書く。
 
私は、ワインが好きである。
 
# ちなみに焼酎も日本酒も好きである。
# ウィスキーもバーボンも好きである。
# 参考までに
 
ワインの話になると良く尋ねられることがある。
「レストランでワインメニューを見てもわからないから困るんだよねぇ。
どうやって選ぶの?」と。
 
私は単なる酒飲みである。
したがって、味だぁ、香りだぁ、銘柄だぁ、などはほとんど気にしない。
もちろん数少ない記憶から、今日はあれが飲みたいなぁ、と思うこともあるけれど、
ワインメニューを見た途端、そんなことはどうでも良くなるのである。
 
そもそもものすごい種類が存在する。
タチが悪いのは、ブドウの摘まれた年代にもよっても味が違うというのである。
どれがおいしいのか?どれが料理に合うのか?
そんなことを気にするのは、カタチばかりである。
仮にそんな選び方をして、もし希望と外れたら、いったいそのときの食事はどうなるの?
 
そこは発想を変えていただきたい。
どれでもいいのである。
なんでもいいのである。
ちょっと財布と相談して、値段で決めればいいのである。
ちょっと気に入った名前があったら、それでいいのである。
 
さて、お楽しみはここからである。
今日は、どんなワインが出てくるか。
それを楽しみにするのである。
それは、まさにお見合いに近い。
 
今日は、どんな女性(男性)がやってくるか?
ワインは、それを楽しめるのである。
そんな楽しみ方でもいいんじゃないの?
 
いやいや、それがワインの本来の楽しみ方と私は信じている。
 
P.S
したがって、最初のティスティングの意味はお解りであろうか?
どんな味か香りか、、、ではない。
腐っていないか、酸化していないか、
それを確認するのがティスティングである。
 
と、私は、勝手に信じているのは、相当の呑み助?

 

PM 10:47:34