前回に続いて戦争モノを。
実話だそうである。
原案は、井上ひさし。
# なぜ原作ではなく、原案なのかはググってくださいませ。
太平洋戦争時の沖縄の小島の中、二人の軍人が木の上に隠れ、
戦争が終わっても、それを知らず2年間も木の上で生活していたという。
ちょっと信じられない出来事だけれど、
私も遥か昔には、横井さんや小野田さんの実例も知っていれば、
有り得る話なんだろうな、と想像ができる。
いや、知られていないだけで、
きっともっと多くの戦地で同様なことが起きていたであろう可能性に思いを馳せる。
しかし、見つかる恐怖、飢え、衛生的な葛藤、もうそれはきっと計り知れない。
けれど、戦争の意義を、戦うことよりも生き延びることだけに転化すれば、
自ずとこういうことになってしまうんだろう。
多くの人々が諦めてゆく中で、ある意味、彼らは逞しかったのかもしれない。
けれど、その逞しさが、彼らの悲劇につながったのであれば、それも哀しい。
彼らの生還のあとの後日談は、映画の中では語られていないが
きっとまた違う苦しみに悩まされることになったんだろうな。
戦争というものは、死んでしまっても、生きていても、苦しいことを忘れてはなるまい。
だから戦争の無意味さを感じなければいけない作品であろう。
P.S
地球上では、未だに戦争が絶えない。
多くの人が、コソコソと生きながら生死の境で苦しんでいることを
決して忘れてはなるまい。





