2007年4月21日土曜日

赤ちゃん連れお母さんの考察

今日は、京都出張である。

まぁ、新幹線の中は殆ど起きていられない私は、いつも爆睡である。
が、今日は、なんとも悲劇的に、行きも帰りも隣は、赤ちゃんを抱っこしたお母さんでありました。

行きのお母さん。
とても若いお母さん。
# あ~、自分の歳を実感。
 
席についた途端、赤ちゃんがじぃ~~~~~~っ、と私を見つめる。
そして、突然、ニコッ。
私も笑顔を返さざるを得ない。
 
お母さん曰く
「すみません。ぐずったらごめんなさい。」
私は、何を謝られたのかわからなかった。
「構いませんよ。気にしないでください。」
その後も、お母さんは、子供がぐずり始めないように、必死で気を遣っている姿が何だか可哀想だった。
 
あまりにも気を遣っているのがヒシヒシと伝わってくるので、思わず話しかけた。
「どちらまで行かれるのですか?」
「はい、徳島というところまでです。」
「エ~!まだいっぱいあるじゃないですかぁ!」
まだその先の長さに思わず同情セリフが出てしまった。
 
「しかし、可愛いですね。私の子供もこんな頃があったのか思い出せないです。
 でも、世話はかかるけれど、今が一番可愛い時かもしれませんよ。
 もうちょっと大きくなると怪我はするし、心配事も増えるし、
 うちなんか、どんな彼女連れてくるかわかんない心配まである。」
「息子さんは、もう大きいんですか?」
「まぁ、一応社会人ですから。」
「エ~~~!」
この”エ~~~!”の意味がわかんなかった。
 
# きっと私の見た目は、実年齢よりも若いってか? (有り得んし。)
 
京都駅に着いて降りる時、赤ちゃんに声をかけて降りた。
「立派な大人になって、お父さんお母さんを幸せにしてあげなさいよ。
 バイバイ。」
突然、ニコッとした赤ちゃんの笑顔に私は、ビックリした。
何だかちょっぴりうれしくなった。
 
帰りのお母さん。
子供に話しかけっぱなしのお母さん。
 
「新幹線さんこんにちわ~。」から始まって、
延々話かけている。
車両の中では、赤ちゃんの声は聞こえないのに、お母さんの声だけが響いている。
 
ちょっと疲れている私は、言いたかった。
「お母さん、ちょっとだけ静かにしません?」
 
私が降りるちょっと前からは、とうとう子供も泣き出して。
人間が十人十色なら、お母さんもさまざま。
 
赤ちゃんは、何も抵抗することもなく、そのお母さんの影響を受けて育ってゆく。
 
今更、そんなことを再確認するつもりはないのだけれど、
果たして親として自分はどうだったのか、、、?
 
ちょっと心配になったり、、、。
 
 
P.S
私の子供たちよ。
たとえ私の子育てが間違っていたとしても
君達はもう大人なんだから、自分で修正して行ってくれ。
 
 
PM 10:56:50