2007年11月18日日曜日

中学高校生よ、英検を受けてみよう!

中学高校生よ、英検を受けてみよう!
と、まず冒頭に記して、、、と。

さてこの日曜日、英検の二次試験を受験。
まぁ、ここまで記事を書いてきたから、
あえてレポートというか感想を書きつくそうと思う。

まだ、最終的な合否判定は出ていなく。
最終的に結果が出てからエラソーなことを書いても
オトコらしくない、というか、オヤジらしくないと思われるので、
最終結果を前に、あえてちょっと辛甘的なコメントである。

さて、二次試験は、いわゆる面接である。

会場に行ってビックリ。
準2級は、見事に中学高校生しか居ない。

2級の方でも半分ほどが中高生と思われ。
確かに大学生や社会人っぽい人もわずかに居たけれど、
たぶん、40代以上の人は、私だけだったと思う。

したがって、会場にオヤジっぽい人は私だけであった。
1次で受験をしていた大勢のオジサン、オバサンはどうなっちゃったの?
落っこっちゃったの? それともたまたまこの会場が若者だけなの?
なんだか、待っている間も私の居心地はあまりよくありませんでした。

個別の部屋に入る前に待たされている間も、
ズラーっと並んでいる青少年少女達と一緒にたった一人のオヤジが並んで。
そんな中でも、まぁ、緊張感は伝わってきます。

面接は、一人あたり10分程度なんだけれど、前の人が中から出てくると、
受付の人が「次の方どうぞ。」と言われ、並んでいる順番に入っていく。
トントン、とドアを叩いて、"May I come in ?" と言いながら部屋に入っていく。

殆ど全員が同じセリフを言って入っていくので、
きっと二次対策参考書にでも書いてあるのだろうか?そう思ったりも。

# けど、May I come in ? だっけか? ちょっと私は、ひっかかるな。

さて、私の番。
やはりノックをして部屋に入っていく。

試験官は、準2級は女性で、2級は男性でした。どちらも日本人。
案の定、私が入っていくと、試験官の方も驚きの様相。

# 悪かったわね。

だがあえて、このオヤジにちょっと辛口の論評をさせていただく。

彼ら試験官の英語は、実にきれいである。
なんて言うか、まったくきれいなのである。
ネイティブな外人らしくなく、美しい英語を話すのである。

何に例えたらいいのかわからないけれど、
通常の会話なのに、まるでNHKのアナウンサーと話しているようなのである。
まぁ、それを否定をするものではない。私達が目指すべきものであろうから。

けれど、このオヤジなんかは、様々な国の人種と英語で話していて、
お互いに母国語でない英語で話し合っていたり、
米国人にしたって、こんなきれいな分かり易い英語で話しかけられたりはしたことはない。

だから、試験官と話をしていても、何だか日本人同士が、
無理にきれいな英語を使って話しているような感じになってしまって、
どうにも私には、不自然な感覚から逃れられなかった。

要は、「こんなきれいな英語、実生活では誰もしゃべってくれないよ。」
そう思えるのである。

だから、この英検なるもの、やはり、検定の枠はどうにも超えられない現実を
感じてしまったりもしたのである。

ただ、日頃、外国人と接する機会が全く無いような中学高校生が、
この英検なるものを目指して勉強する機会になれば、私はとてもいいことだと思う。

けれど、きっとこの2級程度では、合格したところで、
実生活には、何の役にも立たないこともまた事実であろう。
そんな辛口のひと言を書かせていただく。

けれど、中高生諸君!
英語習得の目標には、いい励みになると思うよ。
英語を勉強しているのなら、一度受けてみるのもいいと思うよ!

# と、まとめさせてもらう。


P.S

私の面接と言えば、、、

問題以外に、職業を聞かれたり、はたまた、話の流れから
どんなところに住んでいるの?一戸建て?なんていう質問にまでに至った。

最後に「他に何かありますか?」と尋ねられたもので、思わず、
「今日は、何人ぐらい面接するんですかぁ?」と。
ざっとといえども人数を聞いて、こちらもびっくり。
「悲惨なお仕事ですねぇ。私もその一人でごめんなさい。」などと。

なんだか10分の英語での世間話で終わってしまった感がありました。
ただ、、、問題には、ちゃんと応えられていたのかしらん?

最終結果が楽しみです。