私は、たまに古本屋に行く。
本を古本屋に売る時には、
その買取価格の低さに呆れてしまうけれど、
そもそもの目的が部屋のスペース改善であれば、
ま、いいっか、と思ったりもする。
が、逆に買う際には、
この本、この値段で買えちゃうんだラッキー、
と衝動買いしてしまうことも多い。
その気持ちの変移に笑えてしまうね。
安く買い取っているから、安く売っていることぐらいわかってるワイ。
けれど、こうも思う。
古本屋の棚に並んでいる本達は、基本的には、
どこかで一度買われた経験があるはずで。
であれば、一回のお役目を果たした本達が
二回目の活躍を待って並んでいるのが古本屋だ。
ただ、次の読者との出会いを古本たちが静かに待っていると思うと、
すべての本が愛おしく思えてくる。
古本屋の棚の間を歩いていると、
古本達が、「我こそは次に選ばれたいぞ」と
密やかな熱い思いを感じてしまうのは、
私の妄想癖ゆえか?
いやぁ、なんだか古本屋って、
私はとても出会〇系サイトに思えてならないんだなぁ。
ははは。
P.S
しかし、買い取ってもらう時に、その安さに文句を言うのは
筋違いというモノであろう。
一回読んだ時点で、その本に支払ったお金に対価するものを得たはずで
それを売ることによって、少しでも回収しようとするのは、
本に対して、いや、作家に対しても何だか間違ってないか?
などとも思えたりもして。
古本屋、、、いろいろ考えると、、、
私には、なかなか興味のある存在であります。
AM 11:24:04