2004年10月4日月曜日

つらかっただろうなラオコーン。

ラオコーンの像@バチカン美術館である。

かなり前、映画のカテゴリでトロイ戦争のことを書いたっけな。

私は、遥か昔、NHKで放映されていたタイムトンネルのファンであった。

多くの人々が、科学に目覚めただろうと思われると同時に、世界史に目覚めたであろう番組である。

いやいやあれは、本当に面白かった。

話がそれたので戻す。

その中にトロイ戦争の話もあった。したがって、小さな頃からトロイ戦争については、トラウマとなっている感がある。タイタニックも同様である。

話がそれたので戻す。

写真の像は、ラオコーンである。

トロイの木馬を城内に引き入れる際に、それに反対した神官である。

それをギリシャの神の遣わせたウミ蛇が押し止めようとしている。

しかし、トロイ戦争のトラウマで気になった像でありますが、その迫力は見る人の視線を留めさせられ像である。

ちなみに両側の子供たちは、ラオコーンの子供たち。

向かって左側の子供は既に息絶え、その切迫感の再現は本当に見事である。

P.S

一説には、トロイの神がウミ蛇を放ったという説もある。何考えてんだァ?

だとすれば、自分達に似せてアダムを作ったという神々も逆に言えば、とても人間っぽい神々なのである。


PM 08:07:41