1965年の作品。
もちろん白黒です。
# パッケージの写真はカラーですが。
時間は、なんと183分という長尺であります。
重厚な物語であり、10年にも渡る話であれば、
ある意味長さも必要だったんじゃないか?などとも思えてしまう。
が、一気に観られました。
しかし、タイトルは、北海道と本州を分ける海峡が
飢餓との決別の区切りとして扱われているのでしょうか。
極貧の人々とそこで懸命に生きる人。
些細な出来事から、心身ともにそこから脱出できたのに
やはりうまく行かない人生模様。
人生の悲哀を文字通り画面で観ることになる。
当然、かなり懐かしく若い頃の役者陣だけれども、
その重厚さを飽きることなく3時間観させてくれるところは
皆さん流石です。
映画ファンなら、やはり観ておくべき一本の映画ですね。
P.S
令和2年、一本目の鑑賞映画であります。
こんな長尺モノ落ち着いて観るにはお正月しかないわ、と元旦に鑑賞。
「今年は、じっくりしっかりやっていきたいな。」
この映画を観てそんな想いが持てたから
私には、新年にふさわしい一本でした。