2022年1月23日日曜日

何者

重い映画だった。

不快だった。

最後のドンデン返しには、ちょっと驚かされたけれど、 総じて面白かったとは言えないな、私には。

若手の人気俳優をこれだけ揃えながら、 これだけ暗く陰湿なシーンばかりは、なんだか残念過ぎる感が。

けれど、最近の就活というのは、こんな世界なんだろうか?
還暦もとうに過ぎたお爺ちゃんには隔世の感が。

ところで、この映画のジャンルは何なんだろう?
若者しか出てこなければ、青春映画?、、、じゃないよ絶対に。
サスペンス映画か?、、、うん、きっとそうだ。
じゃなきゃ観てられない。

で、これがどこまで現実に近いのか、年老いた私には想像もつかないけれど、
某国立大学でも学内で「エントリーシート20枚書いた。」なんていうセリフを耳にすることもあるので、 あながち大げさな話でもないだろう。

しかし、インターネットが発達し、SNSをはじめとして情報が溢れている世界。
世も長い不景気であれば、安定を求め、人と競争する世界の中で
必死に頑張っているの若者を垣間見たような気がしてツラい。

もっと、自分なりの考え方で価値観で生きてみてもいいように思うのだけれど、
というセリフは、やはり老人の戯言かもしれない。

なんだかいろいろ考えさせてくれたけれど、すべてが残念でならなかった。


P.S

なんだか、、、

世の中は進むにつれて、だんだん大変なモノになってゆくような気がしてならないのは 、
 
私の気のせいだろうか。