# 可愛くねぇ~よっ。
メールにこんなスパムが届いた。
なんか可愛い。
今どきのAIに頼ってしまえば、もうちょっと日本語らしくなるんだろうか。
この文面製作者は、日本語の辞書を見ながら訳したのかな。
しかし、この文面に微笑ましさも感じながらも、思うことがある。
遥か昔、初めて社会に出て働き出した頃、米国人に英会話を習い始めた。
それまでは、所詮学校で習っていた英語のみ。
英会話なんて程遠い存在だった。
初めて先生に会った時、挨拶のあとに、最初に聞かれた文は、
“What is your first name?”
緊張してたこともあって思った。
“ファーストネームって、どっちだったっけ?”
私の英語レベルはそんな程度でありました。
# ちなみに先生とは同い歳でありました。
けど、先生は日本語を一切しゃべらない。
二人は、コミュニケーションがとりずらくても、
思いが伝えられなくても、ただただ英語でしゃべってた。
いや、英語でと言っても、私の文は英語とは言えないものだったはずだ。
けれど、2年ほど経った時、
相手の言っていることもとりあえずわかり、自分の思いも伝えられていることに気がついた。
更に2年ほど経った時に、他の人から言われたことがある。
「お前たちの会話は、速過ぎてわからん。」と。
けれど、思うのだ。
私の先生は、いつもこう言っていた。
「一番重要なのは、コミュニケーションが取れること。
ネイティブのように話せるようになるには、日本に居てはまず無理だろう。
いいじゃないか、コミュニケーションが取れるんだったら。
英語が話せるって、そういうことだろ。」
私もそれに異論はない。
そもそも自分がしゃべっている英語のネイティブ度なんて自分でわかりゃしない。
だから、今回のようなスパムのような日本語を見ると恐縮してしまうのだ。
きっと、私もこんな程度の英語しかしゃべっていないかもしれないな、と。
P.S
スパム製作者も日本語の習得頑張って欲しいと思う。
けど、せっかく手に入れた日本語力、もっと他のことに使って欲しいな、と心から思う。
