2005年5月26日木曜日

青キップ物語Ⅰ

私は、2年に一度くらいの間隔で切符を切られる。

その間隔の精度は結構高い。

勝手に想像するに、私の無謀な運転マナーと警察による交通違反の検挙行動の

程度のバランスから、この2年という間隔になるのだろうな、、、と思っていたりして。

で、案の定、昨日、駐禁で切符を切られるハメとなった。まさに2年ぶりである。

ただ、不思議に思うこともある。

ここ何年か、私は、結構心を入れ替えた実感がある。

年のせいかスピードも落ちてきたし、臆病になったせいもあって、

一旦停止も昔と比べれば、割とちゃんとしている自覚もある。

# 回りには、異論もあろうが。

会社の駐車場も0時半に追い出されてしまう駐車場から、

24時間出入り可能な駐車場に換えて、路上駐車もかなり減ったはずだ。

なのにやはり2年間隔は変わらない。

不思議に思うのである。

ちなみに昨日の青キップの違反内容は、

午前0時46分から10分間の駐車禁止である。

何でこんな時間に? しかも雨も降っているのに。

会社の近くの空き地の横で自分としては、

もっとも迷惑のかからない場所に停めている自信もある。

私が、良心的になった分、警察側も深夜残業してまで、

検挙行動に燃えているのかもしれない。

その微妙なバランス。

警官の検挙のノルマも存在するという噂も聞く。

市民が良心的になればなるほど、残業が増えるかもしれない警官は、

きっと複雑な気持ちを感じているに違いない。

そう信じたいな。


P.S

深夜1時50分に警察署に行った。

青キップを切られながら、ちょっと尋ねた。

「やっぱり通報か何かされたのでしょうか?」

警官は応えた。

「わかりません。」

人に尋ねられて、ただ、わかりません。と応えて終わってしまう警官の職業が

ちょっとうらやましくも思えた。



PM 11:51:55