2006年5月28日日曜日

ダ・ヴィンチ・コード

評判はともかく、この話題性と前宣伝につられてやはり鑑賞に及びました。
 
が、、、見事に不発です。
 
B級作品と言ってのけるには、可哀そうですが、やはり無理です。
 
まず原作を読まれた方にとっては、、、
あまりにも哀しい。
まるであらすじのような展開と、単に原作を2時間に押し込めようとした為に
その味わいも詳細も吹っ飛ばされてしまった感があります。

原作を読まれていない方にとっては、、、
たぶんダビンチコードの本来の面白さがまったくわからないでしょう。
そもそも、ストーリーを追いかけるのがやっとではないか、、、と。

したがって、どういった人を対象に作られているのかまったくわからない、
非常に中途半端な作品になってしまっているのでありました。
 
もっとも原作を読まれていない方が、この映画を観て、面白そうだから、原作を読んでみようかな、、、
などと思う方は結構多いかもしれません。
だとすると、原作を売るための映画、、、ということになりますね。
 
まぁこの映画、お奨めかどうかの前に、
そういった覚悟を持って観る必要がある映画であることをお知らせしておきます。
 
なんだか、酷評になってしまって残念です。
 
P.S
あえて言えば、、、
原作を読まれた方は、、、
観る必要はないと思います。むしろ、観ない方がいいとも思います。
 
きっと今持たれているイメージをそのまま持たれていた方が、
面白かった読後感は、間違いなく維持できるでしょう。
 
# 言い過ぎかなぁ、、、。

 

PM 08:08:02