またぁ?と言う勿れ、原田マハである。
今回も何回も涙をチョチョ切れさせられながら読みました。
まぁスピーチライターという職業がちょっと曖昧で、途中から政治や選挙活動の話になってゆくとちょっと個人的には素直に受け付けられない部分も有りましたが、まぁ所詮小説ですからそこはサラッと読み流して。
しかしなぁ、主役は、普通のOLでスピーチライターに育ってゆく物語ではありますが、普通のOLというには、彼女の環境というか血筋というか、、、すごくないっすか?
それに企業の社長の結婚式スピーチの作成程度の話題から、最後は育ててくれた伝説のスピーチライターが米国に渡って大統領選挙に関わって渡米する、、、ってハナシデカっ。
けれど、いろいろ勉強になった部分もありました。そもそも自分がスピーチする際には、もっといろいろ考えなきゃいけないな、と反省させられたことがこの本を読んだことで一番有益だったかもしれない。
これからも人前で話す時、もっともっと気を使わないとな、とつくづく反省しました。
P.S
って、もう会社人間卒業したんだから人前で話す機会は激減しているわけで。
しかし、その前に、老害発言が出ないようにすることに注意が一番必要かもしれないな。