う~ん、、、心が洗われた気分です。
原作は、向田邦子。
昭和初期、徐々に戦争へと突き進んでゆく頃の物語であります。
最初は、テレビドラマとして放映されていたものの映画化。
テレビドラマの方は、尺が長いので、いろいろツラい内容もあるようだけれど、
映画は、尺が2時間ほどなので、とても感動的でいい感じに仕上がっている。
主役の二人の男(高倉健・板東英二)は、20年来の陸軍での「寝台戦友」で、その関係性が実にいい。
# なんて言うか、、、さわやか?
富司純子も上品な妻(板東英二の、高倉健のではない)の役を演じ、その娘役の富田靖子も実に初々しい。
# ちなみにこの映画、1989年公開なので今から35年も前ですが。
人生いろいろあるけれど、こういう人間関係が持てるような人生が良く思えるのは昭和の価値観でしょうか。
そもそもそんな関係になれる自分にとって好ましい人間と出会えるかどうかにかかっているのかもしれません。
# どっちかというと、
# 人間関係メンドーと思ってしまう私のキャラでは、
# よい人間関係が出来そうにないのは、人とめぐり会えていないというよりも、
# 自分の性格に問題があるわけですが、間違いなく。
そういう意味では、実に心洗われた一本でありました。
P.S
ちなみに「あ・うん」は、神社の狛犬の阿(あ)と吽(うん)からきています。
「阿吽」についての詳細は、ググってね。
# って、みんな知ってるかぁ。