写真は、愛地球博の全期間入場券である。
いわゆるパスポートである。
私は、かなり前、愛知万博開催に協力しないか?と某機関からお声をいただいたことがある。
しかし、その時の私の感想は、「マジ愛知なんかでやるのぉ?」であった。
お祭り好きな私としては、手伝いたい思いもあったが、とても本業と成立しそうもなく、さりげなく身を引いた哀しい人間である。
その後、万博の愛知への誘致までの道のりは遠く険しいものだったのは、地元県民でないと知らないのかもしれない。
今は勢いある高度経済成長時代でもなく、環境問題が重くのしかかる複雑な時代である。
その知り合いを見ていても、正直言って、開催までのその大変さは、とても語りつくせるものではない。
私自身、そうまでして開催する意味はあるのか?と、何度も思ったことがある。
けど、愛知はそれを乗り越え、開催にこぎつけた。
何をやるにも反対者は必ず存在する。多数決が必ず正しい結果を導くと信じているほど私は若くない。
けど、思うのである。
結果として、愛地球博は開催するに至った。
ここに及んでは、疑問を呈し続けることも重要かもしれないけど、成功へ導くべき方向へ進むことを私としては選びたい。
たぶん私の人生で最後であろうこの地元博を楽しみ成功させたいと切に思うのである。
みなさんも是非来てちょ。
P.S
このチケット、実にIC内蔵であるけれど、紙製である。
最初受け取った時、
「ICカードって聞いていたんですけどぉ。」って言ったら
「それ、IC入ってますよっ!」と。
電気業界に働く私は、ちょっと赤面した。
オモテ面が小さいのは、写真が恥ずかしいから。
名前を書く欄もあるけど、特に必要はありません。
裏面には、12桁の数字があって、この番号でネットでパビリオン拝観予約が取れます。
せっかくですけど、末尾を表面写真で隠させていただいております。
PM 10:28:00