会社の車の買い替えの日、当日朝早めに起きて、最後に車を軽く洗車してやりました。
ちょうどそこを母子連れが通りかかりました。
ところが小学校低学年っぽいその男の子が、フト立ち止まって、洗車している私をジィ~っと眺めている。
お母さんは通り過ぎようとしているのに、子供は突っ立ったまま、ただひたすら洗車中の私を見ている。
やがて、お母さんが子供に声をかけました。
「そんなに車を洗っているのが珍しいの?」
何だか訳のわからないその一言。
子供はそう言われて、やっと歩き出しました。
情景はそれだけです。
ただ、私は、本当は伝えたかった。
最後の別れにこの車を洗ってやっていることを。
正しいとか、正しくないとか、無駄な作業とか、そうでないとか、そんな問題ではなく。
時代遅れでもそんな気持ちも在るということを次の世代に伝えるチャンスを逃してしまったようで、何故か私は悔しい。
P.S
でも、いいんです。
これを書いていることで、あなたがこれを読んでくれているから。
一日300カウントほどですが、このページを見ていただけている人がいれば、きっとこの思いは拡散しているはず。
そして、このコラムを書くことのチャンスを与えてくれたあの男の子に感謝です。
# なんか、宗教チックでダメだなー。反省。
PM 07:22:34