2007年10月16日火曜日

品質管理技術の宝くじへ応用

かなり前のこと。
そう、まだロト6が始まったばかりの頃。
お酒を飲んでいたら、隣で飲んでいた知人から声をかけられた。

「オマエ、データ処理が好きだろ?
 ロト6で何の番号を買ったら確率が高いか教えてくれ。」

そう言われて。

「あのね、ロト6は、まだ8回しかデータがないわけ。
 そんなんで、どうやって解析するんだよ。」

めんどうなことに巻き込まれなくて良かったと思った。

が、その次の瞬間、彼はとんでもないことを私に言った。

「ナンバーズだったら、800回分のデータがあるぜ。」
「.......。」

酔いのせいである。
なぜか、データが見たくなった。

で、コンピュータに入れましたよ、800個のデータ。
そうしたら、やはり面白い結果が出た。

明らかによく当たる数字と当たらない数字があるのである。
で、そこから得られる周期や期待値を算出すると、
中期的には、確かに損しない番号があることを発見した。

まぁ、そこから得られる考察は、いっぱいあるのだけれど、
とても書ききれないので略。

そこで、せっかくだからしばらく買い続けてみよう。
そう思ったものの、毎週買い続けるのが面倒なために
家族のひとりに1万円を渡して、
とにかくこの番号を買い続けてよ。と頼んだ。

1回200円なので、1万円もあれば、50回分も買える。
当時は、まだ週に1回(だったかな?)だと1年分である。

きっと1年後には、いくらになっているだろう?
そんな楽しみを持った。

数ヶ月経って、私はもういい加減忘れてしまった頃、
その家族に言われた。

「ちっとも当たらないよ。面倒だからもう辞めようよ。
 お金ももったいないよ。」

「うん、じゃぁいいよ。面倒なこと頼んでごめんね。」

まぁ、私のデータ解析もいい加減なものだ、と思ったものである。

が、、、実にそこから6週間以内にボックスが3回も当たった。

あ~、もうちょっと続けていればぁ、、、。
そんなちょっとだけ悔しい想い出を私は持っている。



P.S

その時のデータの総合的な考察を述べる。

宝くじといえどもよく当たる数字と当たらない数字が存在する。

# もちろん、この数字は、長い周期で移り変わるのだけれど。

それと同様に、運のいい人間と悪い人間もこの世の中に存在する事実。

きっと、我が家は、宝くじ的には、運の悪い位置に所属する家族なのだ。
やはり、素朴にしっかりマジメに働こうと、思ったのであった。

# きっと、人間の寿命が1000年もあれば、
# いつか運のいいラッキーな瞬間も訪れるのにね、たぶん。

それにしては、人間の寿命は短すぎるのであろう。