2022年7月16日土曜日

スナイパー 孤高の弾丸

イラン・イラク戦争時のイラン側の伝説的なスナイパーの実話がベースだとか。

まぁ主人公をニヒルでカッコいい表現を目指しているのはわかるけれど、 戦時中感に欠けるよなー、と思ってしまったのは私だけでしょうか。

物語は、シンプルですが、イライラシーンも多々。

戦争映画にもヒューマンドラマにも成り切れてないような。

なんとも複雑な気持ちになる作品でした。

基地に戻ってきた時ぐらいフカフカベッドで寝た方が良くない?
食べられない日が続くのなら、今のうちに食べておいた方が良くない?

まぁワタシ的には、いろいろ低次元なツッコミが自分ながら哀しくてすみません。

しかし、スナイパー同士照準があったり、スコープを弾丸が通り越したり、
こういう表現があると、だんだん実話感から遠ざかっていくような気がしますが、
まぁそこをツッコんでは不粋というモノなのでしょう。

おススメ度は、ありませんが、なんか単純にスカッとするにはいいかも。(とも思えんな。)


P.S

礼拝中は撃たない、とか、
“私が撃つのではなく、神が撃つのだ”
って、その辺の宗教との整合性は取れているのでしょうか?

それに、一部若者側のセリフの方が正しく思えた部分もあって
日本人には、難しい論理があるようで、、、哲学的でもあってよくわからない部分も多々、、、でした。