2001年のパルム・ドール受賞作品であります。
もはやあらすじなんてものよりもその心象風景が問題で、、、。
イタリアの小さな町で暮らす、まるで理想的なような家族、父母兄妹4人。
ところが息子が突然事故死で亡くなる。
そこから後の家族の物語である。
正直言って、ツラい、重い。
理想的な家族であったが故に、余計にツラい。
やがて、息子にたった一日だけのガールフレンドがいたことを知り、
家族は、彼女を呼び寄せ、彼女が家にやってきたものの
彼女には、ボーイフレンドがいて、今ヒッチハイク中だという。
そして、家族は彼らを車に乗せ、フランスの国境まで夜通し車を走らせるのだった。
息子の喪失から、家族から笑顔も消え失せ、ギリギリな状態に陥ったものの
その行為は、彼らに優しさと笑顔をもたらせてくれた。
最後の海岸のシーンは、実に印象的だ。
3人がそれぞれ水際をトボトボ歩いている。
3人は全くの別の方向に向かっているのだけれど、
そこには、彼ら各自の再生と次へのステップが感じられた。
P.S
まぁパルムドール受賞作品ということであれば、
最後スッキリ簡潔完結、というわけにはいかないのは既知のことだけれど、
いろいろな評を読むと、ついつい観てみたくなっちゃいますよね。
くれぐれも心身ともに万全な状態で臨みたいものです。
もはやあらすじなんてものよりもその心象風景が問題で、、、。
イタリアの小さな町で暮らす、まるで理想的なような家族、父母兄妹4人。
ところが息子が突然事故死で亡くなる。
そこから後の家族の物語である。
正直言って、ツラい、重い。
理想的な家族であったが故に、余計にツラい。
やがて、息子にたった一日だけのガールフレンドがいたことを知り、
家族は、彼女を呼び寄せ、彼女が家にやってきたものの
彼女には、ボーイフレンドがいて、今ヒッチハイク中だという。
そして、家族は彼らを車に乗せ、フランスの国境まで夜通し車を走らせるのだった。
息子の喪失から、家族から笑顔も消え失せ、ギリギリな状態に陥ったものの
その行為は、彼らに優しさと笑顔をもたらせてくれた。
最後の海岸のシーンは、実に印象的だ。
3人がそれぞれ水際をトボトボ歩いている。
3人は全くの別の方向に向かっているのだけれど、
そこには、彼ら各自の再生と次へのステップが感じられた。
P.S
まぁパルムドール受賞作品ということであれば、
最後スッキリ簡潔完結、というわけにはいかないのは既知のことだけれど、
いろいろな評を読むと、ついつい観てみたくなっちゃいますよね。
くれぐれも心身ともに万全な状態で臨みたいものです。