2023年6月12日月曜日

誘拐報道

公開が1982年ということであれば、ざっくり40年ほど前の映画である。
となると、情景も物もとにかく懐かしい。

まだ携帯電話なんかもなかったし、ポケベルの時代であった。
レコーダーもオープンテープだったけど、もうカセットテープはあったんだよな。

しかし、、、

誘拐犯の行き当たりばったりさ、警察の動きの稚拙さ、報道関係者のずさんさ、、、

いくら昭和と言っても、こんなんだったっけ?

# コンプラのコの字もほぼほぼ無かった頃だからな。

ただ、やはりキャスティングが良かったのかもしれない。
演じる俳優たちの熱演、泥臭さが、この映画の魅力であることは間違いない。

ただ、その泥臭さゆえに、いくらか観ていてツラいのは、40年の時の流れか?
最近の犯罪ドラマ類は、スマートさ、思考の緻密さ、意外性ばかりが際立っているけれど、そういう意味では、この映画はドップリ昭和の映画でありました。

時間は、134分。ちょっと長めであったけれど、
昭和のオヤジは、ドップリ楽しめました。
ただ、今更、おススメ度はありません。



P.S

鬼籍に入ってしまった俳優も多く、とても懐かしかった。

あ~「前略おふくろ様」なんかをまた観たいなぁ。

と調べてみたら、DVDが存在することを発見!

けど、、、高っ!!!!

レンタルショップにあるのかなぁ。

最近、映画も本も懐かしいモノばかり追求するようになってしまってダメポ。