主演は、池田エライザと野田洋次郎。
もう10年以上前に映画版を観たけれど、時系列でいうと映画版の後半からの続きとなる感じであろうか。
# てか、ある種のパラレルワードだけれども。
まぁそういう意味では、原作を読んでいるわけでもなく、前回映画の内容もほとんど忘れてしまっているので、
今回、私は新たな物語としてとても楽しめました。
今回も基本的には、辞書作りのストーリーであるけれど、それに絡むエピソードがなかなか深い。
映画約2時間と比べれば、約50分x10話の持ち時間は長そうだけれど、様々な出来事に引っ張られて10話をあっという間に観られました。
しかし、言葉というもの、、、深い。
そして、自分の日本語の単語知識の無さを実感したりも。
何気なく自分の話している使っている単語のニュアンスが他人が感じるものと違っていそうで恐くなったりも。
それにしても、みんなが仕事に真剣に向き合う姿がいい。
単純作業の中にも、ひとつひとつを見極め、精一杯頭を働かせて進めてゆくその行為が眩しい。
人間関係も、会社の上層部も、外部の人間も、家族も、、、やはり誰も悪人が出てこない物語なのがいい。
うん、実に楽しめたテレビドラマでありました。
ちょっと気になったのは、
原作は、コロナよりもかなり前に出版されているのに、コロナの頃のエピソードが含まれていること。
原作者が継ぎ足したのかな?NHKのオリジナルかな?
P.S
というわけで、「私にこれ観てよ、絶対面白いから」と10話をブルーレイディスクに焼いてくれたO氏どの。
確かに面白かったです。
もっと早く観て、貴殿の定年退職帰省の前に、この物語で居酒屋で盛り上がればよかったですね。
転職後も今まで同様活躍されていますか?
くれぐれもお体ご自愛下さいませね。