この映画も観なきゃ観なきゃと思い続けていた一本。
ダンス・ウィズ・ウルブズって
名前だったんですな。
# 今さらでですみません。
1990年製作。アカデミー賞で7冠。
3時間に及ぶ大作ですが、気にもならない作品でした。
アメリカ南北戦争の時代。
自分たちもアメリカ人同士戦っている最中なのに、
ネイティブインディアンもまた迫害を受けてゆく世界。
一度は死を覚悟した兵士が、
大自然の中でインディアンとの交友を深めてゆく。
それは、まるで未知との遭遇。
けれど、最初はぎこちない関係が、やがてお互い信頼される関係に。
言葉も伝わらないインディアンとうまくいくのに
どうして言葉が交わせるアメリカ人同士はうまく行かないのか。
自然との共生に幸せを感じるインディアンに対して
どうしてこうも文明人は欲まみれなのか、、、。
そんなこんな様々なことを見せつけてくれる。
ベースは反戦映画になるのでしょうか。
いいえ、もっと高い次元で何かを感じなければいけない物語でしょう。
映画ファンなら、やはり是非見ておくべき作品でしょう。
P.S
意見の合わない者同士が戦う。ただ自分と異種の者と戦う。
南北戦争時代、フロンティア時代だからこそ起きた戦いか?
いや、21世紀になっても世界のどこかでまだなくなっていない現実は、
決して、過去の出来事と言い切ることができないことなのかも。