2020年7月21日火曜日

ダンス・ウィズ・ウルブズ

この映画も観なきゃ観なきゃと思い続けていた一本。

ダンス・ウィズ・ウルブズって
名前だったんですな。

# 今さらでですみません。

1990年製作。アカデミー賞で7冠。
3時間に及ぶ大作ですが、気にもならない作品でした。

アメリカ南北戦争の時代。
自分たちもアメリカ人同士戦っている最中なのに、
ネイティブインディアンもまた迫害を受けてゆく世界。

一度は死を覚悟した兵士が、
大自然の中でインディアンとの交友を深めてゆく。

それは、まるで未知との遭遇。
けれど、最初はぎこちない関係が、やがてお互い信頼される関係に。

言葉も伝わらないインディアンとうまくいくのに
どうして言葉が交わせるアメリカ人同士はうまく行かないのか。

自然との共生に幸せを感じるインディアンに対して
どうしてこうも文明人は欲まみれなのか、、、。

そんなこんな様々なことを見せつけてくれる。

ベースは反戦映画になるのでしょうか。
いいえ、もっと高い次元で何かを感じなければいけない物語でしょう。

映画ファンなら、やはり是非見ておくべき作品でしょう。


P.S

意見の合わない者同士が戦う。ただ自分と異種の者と戦う。

南北戦争時代、フロンティア時代だからこそ起きた戦いか?

いや、21世紀になっても世界のどこかでまだなくなっていない現実は、
決して、過去の出来事と言い切ることができないことなのかも。