2023年1月31日火曜日

STAND BY ME ドラえもん2

ダメだった。

1作目は、とりあえず最後にはハッピーエンド感に包まれたので、

あのドラえもんなら、のほほんとした気分になるのにハズレはなかろう

と、思って選んで鑑賞に臨んだのであるが、、、。

ダメだった。

どうにものび太のダメダメ感に。

子どもの頃のダメ感は、苦しくても許そう。
そもそものび太の平常運転があのようであれば、ある意味仕方がない。

# けど、今回は特にひどくなかった?

けれど、大人になったのび太は、大人なりのダメダメ感が私には許せない。

そんなのが見せつけられた後では、
いくら結婚式のスピーチが良くても
逆に、口達者なダメ人間にしか見えなくなってしまった。

ドラえもんの物語は、ダメのび太に延々と付き合いながらも
やがて人間として成長してゆく物語と信じ切ってしまっている私には、
なんともツラい映画でありました。


 
P.S

ちなみに私が“人間として成長してゆく物語”と勝手に思い込んでいるのは、
明らかに「僕が勝手に考えた ドラえもんの最終回(仮)」のせいである。

# 原作者には申し訳ないけれど。

もう20年以上前になるかと思うけれど、
その最終回は、非公式な内容であるけれど、ネットにまん延し、私のところにも流れてきた。

それを読んで私はひどく感動したものである。

それは、読者の深層にはびこるのび太への期待の結果だったはずで。

どうも今回の内容は、そこへと至らなさそうでイラついていたのだとしたら、
本当に製作者にすみません。