2023年2月16日木曜日

酸化防止調味料容器

いや常々感心しているネタについてである。

# 今さらな話題と言われるのは百も承知。

写真は、某メーカーの醤油の入れ物である。

容器は二重構造になっていて、
容器を押して内層の中身の醤油を出すと、
その分外層に外部から空気が入り込み、
全体の形状は変化せず、中身の醤油と空気との接触を極めて減らす
という、言わば究極のしょうゆ入れである。

# 私は、“究極”と思うんだがな。

もう遥か前にこの容器を見た時に、心から感心したものである。
もう世の中の醬油入れは、このタイプに変わってしまうんじゃないか、、、と。

まぁ敢えて欠点を言えば、最後の残りの量が見にくいかな。
それにこれをそのまま食卓に並べるのは、
ちょっと不粋な感じがしないでもないけれど。

# なにブッてんの

メーカーは、推奨しないだろうけれど、再利用も出来なくはない。

# 新しいのを買ってくるので、再利用の機会はあまりないのだけれど。

いやぁ、こんなところにも本当に発明ってのは存在するのだなぁ、
と、つくづく思うワケである。

ちなみに私は、使い終わったこの容器を洗って、
空の容器を普段持ち歩いていたことがあった。

これは、子供か大人かを判定することが出来るグッズでもあるのだ。

何気に渡して、

「これ、キャップ外してみて。」

実に大人は、なかなかキャップが開けられない。
子どもは、結構、普通に開けられるのである。

なぜか。
そう、このキャップは、逆ネジなのである。

大人は、このキャップを開けようとすると、本能的に閉まる方向に回してしまうのだ。
一方、子供は、両方向を試してみて、するっと開けてしまう。

そんなネタをも使える、実に小粋な一品だということも付記しておく。



P.S

飲み会などでコレを取り出し回りにやらせると
一瞬のネタになって、盛り上がるのは事実である。

ただ、開けられなかった大人は、その悔しさに必ずこう発する。

「オマエ、こんなことの為に、コレ持ち歩いてんの?」

私は、大人は嫌いである。