思わぬことから九州に行くことになり、
新幹線で片道2万円もかかってしまうのなら、こりゃぁ九州を楽しんでこないわけにはいかないな、と
かつてのバックパック気分で行くことになりました。
大きなボストンバックに1週間分くらいの着替えを詰め込んで、事前に泊るところだけは確保しながらも基本いつもの行きあたりばったりの旅です。
ハウステンボスと軍艦島は観てきたいな、と、そんなことを某九州の達人に伝えたところ、あそこは行ってこないとね、あの電車には乗らないとね、といろいろ知識を詰め込まれ、結構、ハードな旅になりました。
九州は、小さい頃に、高校の修学旅行に、種子島への経由地として、大学の友人の結婚式に、仕事で、と数回訪れた経験がありますが、観光は高校の時以来、、、けど、サッパリ思い出せず。
いや、この人生中にもう一回ちゃんと各地を味わおうと終活気分でもあります。
さて、出発はわけあって夕方。
まずはハウステンボスを目指しますが、ハウステンボス周辺はお高いホテルばかり、
で、新幹線で行けるところまで行って一泊しようと鳥栖で宿泊。
夜着いて、朝出発の極めて短時間の鳥栖体験でした。
鳥栖駅周辺は、とても素朴な街でしたが、ビジネスホテルはいっぱい建っていて、地理的にきっと交通の要所なんでしょうね。
鳥栖駅のホームからは大きなスタジアムも見えるし、Jリーグのサガン鳥栖のホームってここかぁ、と再認識。
余りにも知らないことばかりの九州上陸の初日でした。
P.S
何故か小さな頃から海底トンネルというものに興味を持ち、
海の下をくぐるその技術が何気に凄いと思っていて、
# 私の小さい頃はまだ青函トンネルはなかったからね。
オトナになってもいつも関門トンネルをくぐるまさにその時は、
「おー、今海底の下を通っているんだぁ。」と感動したいものの、
新幹線で新関門トンネルを通るとアッという間なんですよね。
今回はもう既に外は真っ暗、外かトンネルかもわかりにくい。
気がつくと「まもなく小倉ぁ~。」なんてアナウンスに
「あれ?もう通り過ぎちゃったの?」
九州最初の感動は、味わうことなく知らないうちに通り過ぎました。
# 無念。