366日 物語のある絵画
にわかとはいえ、10年以上中世の西洋絵画を勉強していた私。
けれど、そのほとんどがルネッサンス期の宗教画で、
世界にはもっといろいろな物語があって、それに絡む絵画もいっぱいあるはずで、、、
と思って買った一冊。
全ページがカラーで、確かに絵本のような美しい一冊であります。
だけど、やはり自分の知識の無さを再確認する一冊でもありました。
宗教画の前にギリシャ神話ネタがあり、騎士物語、シェークスピアからおとぎ話まで網羅されている。
そして、366ページの絵画には、数行の解説が付いているけれど、、、
如何せん、それらの物語の事前知識がないと、その解説は殆どわかりません。
と言うわけで、絵画は楽しめますが、物語の知識が付くかっていうとちょっと難しいかも。
もっとも新たな物語との遭遇のきっかけになるかも、と言う意味ではとても良い一冊かもしれません。
P.S
私としては、次は、中世の騎士物語でも追っかけてみようかな、と思っています。