Tumblerで気になるコメントが流れてきて、どうにも見たくなって鑑賞。
タイトル通り“きのこ”に特化したお話であります。
PG-16。
# 最初、なんで?と思った。
それにしても初めて知ったことの多いこと多いこと。
# ホントなの?もかなり感じますが。
CGでの表現も実に色鮮やかで直感的であって綺麗で分かり易い。
そして“きのこ”というよりも、菌や胞子でのお話に拡がってゆく。
その不思議さには、確かに驚かされる。
けれど、中盤を過ぎると、その幻覚作用の効能や、それに伴う精神性、果ては、宗教まで絡んでくると、、、
ちょっと行き過ぎてない?と思わざるを得ない。
# この辺りで、PG-16に大いに納得。
人類の進化は、きのこの幻覚作用で起こった、とか、
マジックマッシュルームのポジティブ効果を全面的に打ち出されると、
そりゃ勘違いする人も出てくるでしょうよ、きっと。
前半の部分までは、なかなかよい映画だと思ったんだがなぁ。
ちょっと残念です。
P.S
そうそうこの映画を見ようと思ったのは、その中に出てくるシロアリの生態について。
自分たちに悪い菌をカラダに付けて巣に戻ってきたアリは
巣の門番アリに、自分たちの墓場まで連れられて、頭を食いちぎられて殺されるそうな。
そして、殺した門番アリ達も自殺するという、、、。
# ス、スゴい。
先日紹介した「風の中のマリア」(百田尚樹著)のハチのように、
アリも個々が集まってひとつの生物を構成してるんだろうなぁ、、、。
きのこよりもその壮絶なアリ目当てに鑑賞し出したのでありました。