2024年4月22日月曜日

遠い過去と遠い未来をつなげるために自分がいる。

ネットからのヒロイモノであります。

「遠い過去と遠い未来をつなげるために自分がいる。」

そんな一行にフト思うことがある。

私は、お正月の数日間は、着物で過ごす。
近所の初詣も着物で行く。

# たぶん30年以上続けている。

だけど、なんで着物を着るかと言えば、別にファッションで着ているつもりではない。

私の小さな頃は、母はいつも着物だったし、父の着物姿の写真を見るにつけ、
自分も着物くらい気軽に着るようでありたいと思ったワケで。

女性と違って男性は、ものの5分もあれば着られるワケで。

伝統というものは、今そうでもしないと、未来に伝わらないような気がして。

別に、私の子供たちに強制するつもりもない。

けれど、街で私の着物姿を見た男性が「オレも着てみようかな」と思ってくれればそれで嬉しいんだがな。



P.S

したがって、私は冬物を一枚しか持っていなかった。

が最近になって、身近に着物に目覚めた女性が出現した。

彼女は、着物に興味を持ちだすと、その深みへのハマり方が凄まじい。
冬物、夏物、浴衣と揃え、一年中着物を着ようとする。
同じ所へ同じ着物で行くのはちょっと、と買い足されてゆく。

私は、着物姿の彼女と会う時は、私も着物で立ち向かう。
私の方が20年以上も先輩なのに、彼女だけ着物というシーンがなんとなく悔しいからだ。

そうなると夏の着物も必要になりそうだけれど、
もし新しいのを新調しても、残りの人生で元が取れるのかぁ?
そう思ってしまう自分が、、、なんとも複雑である。

でも、、、とりあえず浴衣を買った。