2024年12月17日火曜日

SLAM DUNK

何を今さら、、、はいそうです、今さらです。

かつて中学の頃、私も少々バスケットをやっていて、“SLAM DUNK”がバスケット漫画と知って、気になっていたにもかかわらず、

自分が30代で仕事と子育てに追われ、子供もまだこの手のオトナの漫画に馴染む歳でもなく
世の中では、かなりのブームになっていたにもかかわらず、ひょっとして不良のお話?と
気が付いたらスルーしてしまっていたわけで。

“面白い”とか“名言が出た”とかいろいろ耳にしても、その物語を全然知らないんじゃなぁ、
ということがどうにも気になっていて、とうとう30年経って、オトナ読みしましたよ。

バスケットというスポーツが漫画として表現できるのか?などと疑問に思っていましたが
まぁ何とか表現できているのが作家のスゴイところですね。

それにしても、一試合終わるのに何話使っちゃうかなぁ、というのはスポーツ漫画にありがちなことで。

それに6年にも及ぶ全31巻の物語の期間が、実は主人公の桜木花道が高校入学してバスケット部に入部して、その年のインターハイまでの期間であれば、

全ては、1年以内(数カ月、半年にも満たないか?)の出来事であったりするわけで。

よく当時の読者は、長期間ついていってたなぁ、というのが素直な感想ですが、まぁそれはある意味面白さの証明とも言えるのでしょう。

まぁ今さらですから、あらすじを語るほどの野暮ではありませんが
名言が多い、との評判もあったりしたわけで。

その中でもやはり私も一番印象に残った言葉は

安西先生の

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」ですね。

そして、もうひとつは、

桜木花道が安西先生に向かって

「オヤジの栄光時代はいつだよ…

 全日本のときか?

 オレは今なんだよ!!」

まぁ読んだ時には、“花道ならまだこれからももっと栄光の時代はあるよ”と思いましたが、、、

バスケットに復帰できたのでしょうか?

# ヤバいネタバレになりそうだからここまで。

うん、確かに面白かったです。


P.S

若い頃にブームだったのに読めなかったこういう漫画をオトナ買いして一気に読むのって、なんだか自分の人生の伏線を回収しているようでスゴく楽しいですね。

物語が既に完結しているという安心感もあるし。

「課長島耕作」や「進撃の巨人」や、ブックオフでゴソッと借りて、また引き取ってもらって、、、

老人もそれなりに忙しいっす。