1999年製作であるから、もう25年も前の映画になるんですね。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞で作品賞を取ってるぐらいだし、
タイトルの“アメリカン・ビューティー”からは、なんとなく米国の美徳か何かの映画?と思って鑑賞したら、、、ガックリ。
ジャンルは、コメディ・ロマンスだそうですが、これコメディかぁ?これロマンスかぁ?
25年も前の映画とはいえ、この映画が賞を取ったことが信じられない私。
平凡?な既に壊れかかっている家庭が“不満”と“行き違い”と“エロ”で崩壊してゆく物語。
ケヴィン・スペイシーもアネット・ベニングもよく演じたなぁ。
ケヴィン・スペイシーは、この前の年では「交渉人」演じてたんでしょ?
アネット・ベニングは、この4年前には、大統領の恋人役を演じてたんでしょ?
そんなイメージを持ってる二人のファンの私にとって、この映画は、、、ひどすぎる。
そもそもこの映画を、コメディとして、ロマンスとして、受け入れられるワケ?米国人は。
美徳を期待して観始めたために、それがコメディーだった時の落差はデカかったです。
みんなそれぞれは頑張っているつもりなのに、なんともうまくいかない家族たちの悲哀は、そのまま身につまされる内容ではある。
それをある意味コメディとして観始めれば、もうちょっと楽しめたのかもしれないけれど。
ケヴィンの最期は、幸せな気分に浸れたのかなぁ。であれば、せめてもの救いである。
しかし、私は明言してしまう。
こういうコメディ/ロマンスは、キ、ラ、イ。
# ツラすぎるよ。
P.S
25年も前の映画、、、って一度観たことあるんじゃなかったのかいな?
先日の映画のように、前回もやはり観たのにつまらなくて全く思い出せない状態じゃないのか?
ひょっとして2回観たんじゃないか?
そんな気がしてならないタイトルである。