2025年5月31日土曜日

会社の人事 中桐雅夫 酒井憲二

今さらながらだけど、、、

私が大切にしている詩集

中桐雅夫詩集 「会社の人事」

かなり前に古本屋で手に入れた一冊だけれど、表紙を開くと
昭和55年10月20日に酒井憲二先生に贈られた一冊のようである。

ちゃんと相手の手元に届いたかどうかは不明だけど、
二人の関係、中桐雅夫の思い、そんなことがあった事実が埋もれないように、今ここに載せておきます。



P.S

一冊の本が、工場で印刷され、作者の手元に届き、
そこから、誰かに贈られたり、売られたり、、、

そして、運命の悪戯か、今、私の手元にある。

きっと私が生きている間は、私の手元から離れないけれど、
善い本は、時代を超えて、いつまでもどこかを流浪することになるのだろうなぁ、

そんなことをしみじみ思う。



2025年5月29日木曜日

ROLEXの時計


塾で講師をしていた頃、無事大学に合格し、高校を卒業する高3女子が最後の挨拶に来た。

せっかくだから記念に何かを贈ろうと思ったものの、あまりの突然に用意がしていない。

で、机の中をゴソゴソと何かを探して、これが見つかったので進呈した。

ゴールドで文字盤にはダイヤが散りばめてあり、買えば200万円程と言われていた。

「こんなものしかないけど、欲しい?」

「もらいますっ。」

そして、この時計は、彼女の元へ旅立った。

そんなこともあったなぁ、とココにメモ。


P.S

かなり前、確かシンガポールの時計店の裏室で買ったもの。
当時は、この手のモノが流行ってたよねぇ。

「本物なの?」って?

「本物だよ、本物。」

私は、そう信じていますがなにか?





2025年5月27日火曜日

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE (再び)

さて、やっと続きの“ファイナル・レコニング”が公開になって、観に行かなきゃと思いながらも
案の定、前回の内容がもうほとんど思い出せない。

# 映画館で観ると繰り返し観る機会がないからダメだよね。

印象に残ってるシーンはあるのだけれど、やっぱりアクションシーンばかりだし。

で、やっぱりちゃんと復習しておこうとレンタル。

ネタバレは、、、許されるよね。

# いや、むしろ期待されてるか?

正直言って、全体的なあらすじは簡単。

今回は、「とにかく詳細不明のまま2本の鍵を探せ」という命を受け、
いつもの仲間と鍵を手に入れようとするのだけれど、
まぁいろいろ“邪魔”が入っていつものアクションとなる。

# この“邪魔”を書き出すとキリがないのでパス。

で、最後には無事に2本の鍵を手に入れるのだけれど、

「ところでこの鍵はなんなの?」で終わる。

ま確かにキリはいいところだろうけれど、結局2時間半に及ぶこの映画は、やはりアクションを見せつける為のものと言っても過言はないわね。

だから、アクションが記憶に残って、こんな簡単なあらすじが思い出せなくなっちゃうんだから、自分としては、ちょっと哀しい。

さて、これで“ファイナル・レコニング”鑑賞の準備完了です。

楽しみだなぁ。



P.S

今となっては半世紀以上前となる初代「スパイ大作戦」をリアルタイムで楽しんだいた私としては

このシリーズは、人生の付き添いでもある。

生きているうちにスッキリ終わって欲しかったりもするけどなぁ、、、007みたいに。

いったいトム・クルーズはいくつまで演じ続けるのだろう。

私の5歳年下だけに気になる。

私がこの世から退室した後で、新たな作品が出来たら、、、イヤだな、

# 私の素朴な願いであります。







2025年5月25日日曜日

求むマンションチラシ

私の母のマンションに投函されていたチラシである。

まぁマンションにお住いの方は、よく見かけるチラシでありましょう。

が、うちの隣の部屋は、もう何カ月も空き家になっていて、売りにも出てるんですけどぉ。

築40年にもなるこのマンション。
他の住民の資産価値や環境のことを思うと、あまり安くも売れないし。

なんだか複雑な問題が深層に漂ってます。



P.S

しかし、21世紀になっても、チラシ戦術って減らないですよね。

ま、未だに新聞が生き延びてるのと同じかぁ。




2025年5月23日金曜日

今年も対G戦士起動開始

遥か以前は、○○〇〇ホイホイで対処していたものの

それじゃぁ恒久処置にならないでしょ、と据え置き型戦士に切り替えて数年。

確かにめっきり見かけなくなりました。

この効果は、スゴイです。

# ちょっと不思議ですが。

さて、この対G戦士達、我が家の隅々に配置されるのですが、その作戦が年に一回のことであれば、

どこに設置したのかが思い出せないことが多い。

したがって、すべて交換回収できなく、取り残され更に一年戦う戦士達が居たりする。

ところがたまに戦士を見かけた時にそれが今年配置したものか昨年配置されたものかがわからなくなってしまうため、ここのところ毎年ゼッケンを付けてもらうことにしている。

今年は、橙色である。

それじゃぁ戦士諸君、一年頑張ってくれっ、頼みますわぁ。



P.S

ただ、毎年必ず一匹見る。

今年は、まだ見てないので、ちょっとドキドキしてます。

どーせなら室外で見かけたいなぁ。






2025年5月21日水曜日

50回目のファーストキス

2005年日本での公開のアメリカ映画。

場所は、ハワイである。

一晩眠ると、その一日の記憶がすっかりなくなって、或る日に戻ってしまう、、、

っていう設定は、先日観た“リピーテッド”と全く同じ設定だ。

# レンタルする際に“人生を繰り返すという”テーマで選んだからね。

どちらも脳の病気で、という設定なのだけれど、

“リピーテッド”の方は、いざ治ってきてみたら、、、に対して、この映画は最後まで治らずに終わる。

けれど、、、映画のジャンルは、ロマンティック・コメディ。

いやぁ、なかなか面白かったし、この終わり方も許せる、ってか、良かったよ。

# いや、やっぱネタバレは回避。

治らない病気なら、それでも生きていかなきゃいけないのなら、うん、ポジティブに生きていこう。

なにかとても背中を押してくれる物語でした。

それにしても、よく頑張ってるなぁ、みんな。

不治の病気に対しての、回りの考え方はいろいろあるけれど、それぞれがみんな一生懸命なのがいい。

悪い人が出てこないで出演者がみんないい人ばかりの映画は、やっぱいいですね。

どんな女性とも一日限りのプレーボーイの彼が、一日しか記憶が維持できない彼女を愛してしまうっていう設定が

その理由が不明でも、なんとも深く思えてしまうのは、私だけでしょうか?



P.S

あと、原題は、“50 First Dates”。“キス”ではなく“デート”。

粋な邦題を付けたつもりでしょうが、“50回目のファーストキス”のおかげで鑑賞者を減らしてるような気がするのも私だけでしょうか?

# いえ、なんとなく。

リメイクで日本版もあるのですね。

観ようか迷うなぁ。






2025年5月19日月曜日

美術展の不都合な真実

ほぼ素人ながらも約20年美術の勉強の機会を持っていたと自負する私、

# エラソーに。

機会があればしばしば美術館へ行く人間にとっては、この気になるタイトルにひかれて読んでみた。

まぁ美術展の運営側の裏側の話であれば、なかなか面白いことも書いてあったけれど、正直言って“やっぱりね感”が大方だ。

美術展に足を運んでいれば、それが商売ベースであったり、あ~考えがない展示会だなぁ、と私でも思わされた美術展がいくつもあった。

だから、今さらその裏話を聞かされても、「ま、そーだろうなぁ。」と思えてしまう。

そもそも大英博物館にしてもルーブル美術館にしても、その所蔵する量や美術館の広さが半端ない。

ルーブル美術館なんて、一日じゃムリだもんね。

企画展で客足を引っ張ろうとしなくても、自分で所蔵するモノを常設展示しているだけで世界中から人を呼び寄せることが出来るわけで。

# ま、一時でも世界の歴史の中でその国が覇権を握ったことがあったという事実が大きいのだろうけれど。

まぁそこを日本もなんとかしよう、というのが本書の思いであろうか。

しかし、一般的観覧者から見れば、例え金儲けのマスコミ主導の企画展であっても、やっぱいい作品が来れば、それがたとえ一点でも見たいと思うし、入場券が高くても仕方ないわね。

# と、白旗を上げてしまう。

だから、ただただ主催側は、いい美術展を企画してね、と、この書には祈らざるを得ない。

話の流れで行けば、日本中のおススメの常設展示品をリストアップしてくれていたら嬉しかったかもです。



P.S

かつては、東京の美術展に新幹線に乗って行ったものだ。
ある意味、お金の問題ではないところもあるよね。

# お芝居やコンサートだって同じでしょ?

今回の万博だって、イタリア館にカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が展示されるとなったら、

万博自体の人気・不人気だとか、新幹線代、入場券代、、、そんなこたぁ無問題。

美術を追いかけるって、そういう一面は仕方がないから。

たとえ、なにかに乗せられていようとも、、、さ。






2025年5月17日土曜日

ジャンゴ 繋がれざる者

パッケージを見た時にこの映画が西部劇だと思って、

そういえば半世紀以上前の私の中学生時代に、隣の席のヤツが西部劇が好きで好きで、いつも西部劇の絵を描いていたのを思い出す。

# アイツ、絵が上手だった、実に。

# そういえば、ビートルズも好きだったな。

で、つい懐かしさから手に取った。

古い映画だと思ったら、2013年公開作品でした。

冒頭のクレジットに、クエンティン・タランティーノの名前を見つけた時、

こりゃ、残虐なキモいものを覚悟しないとな、と思いながらも、思ったよりも軽めでした。

西部劇と言っても、元奴隷だった黒人が、これまたどこかへ売られてしまった妻を取り返すお話だったのね。

まぁあらすじは他に任せるとして、
やはり俳優たちのキャラがなかなかいい。

主役の普通の奴隷の男がメキメキ育ってゆくのがいい。

ドイツ人の賞金稼ぎ、カッコ良すぎでしょ。

レオナルド・ディカプリオの演技は、、、やはりさすがだったな。

2時間45分に及ぶ長尺映画だったけれど、引き込まれてその長さは感じられませんでした。

今さらのおススメ度はありませんが、こういう勧善懲悪的な分かり易いストーリーはやっぱりいいわぁ。




P.S

アイツの好きだったのは、確か“夕陽のガンマン”だったな。

もう一度観てみようかな、なんて。
いや、きっと観たはずなんだけど、全然思い出せないんで。

最近、古い映画を観ながら何かと懐かしく思えるのは、、、

私も歳を取ったもんだ、、、な。




2025年5月15日木曜日

5/15 12345.6+0.1km

くっそぉ、またやっちまったぁ。

気を付けてたのになぁ。

100m前は、全然停める余裕があったのになぁ。

悔しい。



P.S

今回の人生で、こんなチャンス原付じゃぁ二度と来ないのに、、、

メチャ悔しい。





2025年5月13日火曜日

マナカチャージ券

健康目的、というよりも、ウォーキングのついでに、と“名古屋健康アプリ”をインストールして

何気に歩いたり、毎日の体重を記録したりといろいろしてたら

ポイントが貯まって、抽選応募しておいたら、、、

もらえましたよ“マナカチャージ券1000円分”

いやなにこんな券があるのも現物を見るのは初めてで。

ちょっと嬉しい。

しかし、こういう抽選応募は、めんどくさがらずに出しておけばいつかは当たるんだなぁ、と。

これからもいろいろ出したくなっちゃうなぁ。



P.S

しかし、この話にはオチが。

よく調べて思い出したら、景品はもっとすごいもので、

このマナカチャージ券は、抽選に外れた人のWチャンスとして再度抽選での当たりだったのですね。

その数、500名様へのプレゼント。

でも、その500名に当たるってのがすごいんじゃない?きっと。

私は充分幸せです。→ 名古屋市健康マイレージ企画者殿。






2025年5月11日日曜日

ChatGPTの成長具合


いやなに私の身近な高2女子は、なにかとChatGPTを使う。

「辞書忘れたのでスマホ使いますぅ。」と宣言して

仕方ないなぁ、と思ってたら、ググるのではなくChatGPTを使ってた。

オイオイオイ、、、と思ったけれど、確かにググるよりは手間が少ない。

大丈夫か?と思いながらも、結果を見れば、特に間違いはない。

“オイオイオイ”と思った私の方が時代遅れか?などと思ったりも。

或る日彼女に言われた。

「ChatGPTって、手相もみてくれるんですよ。センセイのも見てあげましょうか。」と。

AIってもはやそんなことまで出来るのかぁ。
手相や指紋を手に入れてしまうのかぁ。

って、私の驚くのはそこではない。

私が凄いと思うのは、AIは既に人間を使ってデータ収集範囲を広める手法を使っていることである。

マジ、こえ~。



P.S

ちなみに彼女はAIにコントロールされている自覚はないんだろうな。

いつか私も知らないうちに洗脳されるんだろうか。

# もう、されてるかも? こえ~。






2025年5月9日金曜日

スオミの話をしよう

久しぶりの三谷幸喜の映画ならハズレはないよなぁ、と選んだ一本。

ハズレだったな。

# なに冒頭から

まぁいつものようにお気軽の軽いジョークのお笑い映画であれば、やはりそれなりにいつものように楽しめたのかもしれなかったけれど、

ひとりのオンナが、過去に5人と結婚していて、そのダンナたちからの元妻のイメージがみんな全然違う、、、って、

# メチャ、ネタバレだな。いや平気だよね、こんなネタバレ。

アイデアとしては面白いけれど、なんだかなー、がぬぐえなかった。

重厚な(?)役者を使いながら、コメディータッチで会話が進むのは確かに面白いけれど、

面白さがそれだけだった。

そもそも5回も結婚したオンナの行方不明っていう設定がなんだかツラいやね。

まぁ長澤まさみの七変化を楽しむのが主題であれば、仕方がないのかなー。

おススメ度は、まったくありません。




P.S

かつての映画館で2回も観た“キサラギ”が思い出されます。

キサラギは、本当に面白かった、楽しかった、涙チョチョ切れた。

役者さんも若い人ばかりだったけどなぁ。

でも楽しめたのは、こちらも若かったせいかしらん。









2025年5月7日水曜日

牛乳パック製のイス

そう20年も前のこと、手芸好きな母に牛乳パックで椅子を作るブームがやってきた。

# まだボケてなかったからね。

「牛乳パックで椅子を作るから捨てないで持ってきて」と頼まれせっせと渡したものだ。

まぁ、イスとしては耐久性に問題あるけれど、見た目にはそれなりにオシャレで、出来上がったイスを私も何個かもらった。

イスというよりも、私には畳の部屋で座椅子のサイドテーブル的な存在だった。

そんなイスがボロボロになって、ひとつ捨てようとして、ゴミの体積を減らすために分解したら

中から私へのメッセージが書かれた紙が出てきた。

オイ、オイ、オイ、、、そんなロマンチックなコトすんなよぉ。

他のにも何か手紙が入っているの?

イスじゃなくてあの手芸品にもメッセージが入っていたりするの?

そう思うと、全ての母の手作り品が、簡単に捨てられなくなった。

母の住んでいた場所が、アドベンチャーゲームの場と化した。




P.S

ま、まさか、〇〇が隠されていたりして?

オイ、オイ、オイ、、、。






2025年5月5日月曜日

フーテンのマハ

再び、原田マハです。

小説家と思ったら、エッセイだった。

原田マハの気軽な旅(出張旅も含む)・食べもの・美術などなどなど日記のような。

軽い短編の集まりの一冊なんだけれど、文がうまいから読んでいても軽く楽しい。

そんな自称フーテンの行動力も仕事ぶりもやはりちょっと違うわね。

なかなかいいなと思いながらも、凡人には、なかなかマネできないぞ感は否めない。

決してセレブ感は感じさせない文体なのだけれど、いやこれきっとセレブでしょ。

# ひがむなよ、くやしがるなよ、→ 凡人の私。

いやいや、簡単に手に入らない体験談だから本にもなるし、読んでて楽しいのでしょうが。

この本を読みながら、何気にフトどっか行ってみようかな、と思えるのは私だけではあるまいし。

確かに原田マハの小説のベースには、こういうことがたくさんあるのだろうなぁ、とつくづく感心した一冊でありました。



P.S

いつも目に留まる場所に未読の本の山がある。

その中に原田マハの小説が3冊も。

まだまだ原田マハ推しは続きそうだな。







2025年5月3日土曜日

かがみの孤城

小説の人気が高くて、読んでみたいと思いつつも
中学生たちの物語と耳にして、ん~と手に取れなかった一冊。

結構長編なのだけれど、
映画、しかも、アニメなら2時間で、、、と鑑賞。

# 根性ナシですみません。

あらすじは、ググっていただくとして、、、

何気に問題を抱えた中学生たちの物語であれば、正直言って重い部分もある。

けれど、非現実的な物語でありながらも、ある種の夢を見させてくれるのがいい。
初めて出会ったバラバラの子供たちが、何気に交流し合って、テンポよく話が繋がってゆくのもいい。
終わりに向かって、徐々に明らかになってゆき、伏線が回収され、収束してゆくのがいい。

まぁ、とても引き込まれて観られた一本でした。

アニメがためのモヤモヤもありましたが、なかなか面白かったです。

あ~、アニメでもそれなりにワクワクして観られたのなら、原作はもっと面白かったんだろうなぁ。




P.S

やっぱ、原作を読むべきだったかな。

けどやっぱ、中学生ネタはちょっと、、、

てのは、私の職業病かもしれないな。








2025年5月1日木曜日

歯科チェア シグノT500

私のかかりつけの歯医者は、高校の頃の同級生だ。

いつの頃からか、

「オレの歯の面倒、一生みろよ」

「おぅ、まかしとけ。」

そんな関係であれば、親友と言っていいんだろうと思う。

# 基本、歯の治療でしか会うことがないのだけれど。
# たまに私が受けるのは、PCやスマホの技術的な問い合わせで。

先日、ウォーキングで歩いてたら、ガチャコーナーに歯科チェアなるものを発見。

今度行く時のお土産だなと、ひとつ購入、800円。

そしたら、妙にウケて。
その精巧さ、緻密さ、本物さに。

そしたら、パーツ3個で一式になると知って、根性で収集。

この度、その3パーツを組み合わせて、写真を撮るに至ったのでありました。

記念に、現物のシステムを前にパシャっ。



P.S

しかし、彼曰く

「しかし、こんなガチャのような最新設備は、今からじゃもう入れ替えられないなぁ。」と。

お互いの歳を再認識したガチャでもありました。