久しぶりの三谷幸喜の映画ならハズレはないよなぁ、と選んだ一本。
ハズレだったな。
# なに冒頭から
まぁいつものようにお気軽の軽いジョークのお笑い映画であれば、やはりそれなりにいつものように楽しめたのかもしれなかったけれど、
ひとりのオンナが、過去に5人と結婚していて、そのダンナたちからの元妻のイメージがみんな全然違う、、、って、
# メチャ、ネタバレだな。いや平気だよね、こんなネタバレ。
アイデアとしては面白いけれど、なんだかなー、がぬぐえなかった。
重厚な(?)役者を使いながら、コメディータッチで会話が進むのは確かに面白いけれど、
面白さがそれだけだった。
そもそも5回も結婚したオンナの行方不明っていう設定がなんだかツラいやね。
まぁ長澤まさみの七変化を楽しむのが主題であれば、仕方がないのかなー。
おススメ度は、まったくありません。
P.S
かつての映画館で2回も観た“キサラギ”が思い出されます。
キサラギは、本当に面白かった、楽しかった、涙チョチョ切れた。
役者さんも若い人ばかりだったけどなぁ。
でも楽しめたのは、こちらも若かったせいかしらん。
そう20年も前のこと、手芸好きな母に牛乳パックで椅子を作るブームがやってきた。
# まだボケてなかったからね。
「牛乳パックで椅子を作るから捨てないで持ってきて」と頼まれせっせと渡したものだ。
まぁ、イスとしては耐久性に問題あるけれど、見た目にはそれなりにオシャレで、出来上がったイスを私も何個かもらった。
イスというよりも、私には畳の部屋で座椅子のサイドテーブル的な存在だった。
そんなイスがボロボロになって、ひとつ捨てようとして、ゴミの体積を減らすために分解したら
中から私へのメッセージが書かれた紙が出てきた。
オイ、オイ、オイ、、、そんなロマンチックなコトすんなよぉ。
他のにも何か手紙が入っているの?
イスじゃなくてあの手芸品にもメッセージが入っていたりするの?
そう思うと、全ての母の手作り品が、簡単に捨てられなくなった。
母の住んでいた場所が、アドベンチャーゲームの場と化した。
P.S
ま、まさか、〇〇が隠されていたりして?
オイ、オイ、オイ、、、。
再び、原田マハです。
小説家と思ったら、エッセイだった。
原田マハの気軽な旅(出張旅も含む)・食べもの・美術などなどなど日記のような。
軽い短編の集まりの一冊なんだけれど、文がうまいから読んでいても軽く楽しい。
そんな自称フーテンの行動力も仕事ぶりもやはりちょっと違うわね。
なかなかいいなと思いながらも、凡人には、なかなかマネできないぞ感は否めない。
決してセレブ感は感じさせない文体なのだけれど、いやこれきっとセレブでしょ。
# ひがむなよ、くやしがるなよ、→ 凡人の私。
いやいや、簡単に手に入らない体験談だから本にもなるし、読んでて楽しいのでしょうが。
この本を読みながら、何気にフトどっか行ってみようかな、と思えるのは私だけではあるまいし。
確かに原田マハの小説のベースには、こういうことがたくさんあるのだろうなぁ、とつくづく感心した一冊でありました。
P.S
いつも目に留まる場所に未読の本の山がある。
その中に原田マハの小説が3冊も。
まだまだ原田マハ推しは続きそうだな。
小説の人気が高くて、読んでみたいと思いつつも
中学生たちの物語と耳にして、ん~と手に取れなかった一冊。
結構長編なのだけれど、
映画、しかも、アニメなら2時間で、、、と鑑賞。
# 根性ナシですみません。
あらすじは、ググっていただくとして、、、
何気に問題を抱えた中学生たちの物語であれば、正直言って重い部分もある。
けれど、非現実的な物語でありながらも、ある種の夢を見させてくれるのがいい。
初めて出会ったバラバラの子供たちが、何気に交流し合って、テンポよく話が繋がってゆくのもいい。
終わりに向かって、徐々に明らかになってゆき、伏線が回収され、収束してゆくのがいい。
まぁ、とても引き込まれて観られた一本でした。
アニメがためのモヤモヤもありましたが、なかなか面白かったです。
あ~、アニメでもそれなりにワクワクして観られたのなら、原作はもっと面白かったんだろうなぁ。
P.S
やっぱ、原作を読むべきだったかな。
けどやっぱ、中学生ネタはちょっと、、、
てのは、私の職業病かもしれないな。
私のかかりつけの歯医者は、高校の頃の同級生だ。
いつの頃からか、
「オレの歯の面倒、一生みろよ」
「おぅ、まかしとけ。」
そんな関係であれば、親友と言っていいんだろうと思う。
# 基本、歯の治療でしか会うことがないのだけれど。
# たまに私が受けるのは、PCやスマホの技術的な問い合わせで。
先日、ウォーキングで歩いてたら、ガチャコーナーに歯科チェアなるものを発見。
今度行く時のお土産だなと、ひとつ購入、800円。
そしたら、妙にウケて。
その精巧さ、緻密さ、本物さに。
そしたら、パーツ3個で一式になると知って、根性で収集。
この度、その3パーツを組み合わせて、写真を撮るに至ったのでありました。
記念に、現物のシステムを前にパシャっ。
P.S
しかし、彼曰く
「しかし、こんなガチャのような最新設備は、今からじゃもう入れ替えられないなぁ。」と。
お互いの歳を再認識したガチャでもありました。