2025年5月5日月曜日

フーテンのマハ

再び、原田マハです。

小説家と思ったら、エッセイだった。

原田マハの気軽な旅(出張旅も含む)・食べもの・美術などなどなど日記のような。

軽い短編の集まりの一冊なんだけれど、文がうまいから読んでいても軽く楽しい。

そんな自称フーテンの行動力も仕事ぶりもやはりちょっと違うわね。

なかなかいいなと思いながらも、凡人には、なかなかマネできないぞ感は否めない。

決してセレブ感は感じさせない文体なのだけれど、いやこれきっとセレブでしょ。

# ひがむなよ、くやしがるなよ、→ 凡人の私。

いやいや、簡単に手に入らない体験談だから本にもなるし、読んでて楽しいのでしょうが。

この本を読みながら、何気にフトどっか行ってみようかな、と思えるのは私だけではあるまいし。

確かに原田マハの小説のベースには、こういうことがたくさんあるのだろうなぁ、とつくづく感心した一冊でありました。



P.S

いつも目に留まる場所に未読の本の山がある。

その中に原田マハの小説が3冊も。

まだまだ原田マハ推しは続きそうだな。