私は、勝負ネクタイを持っている。
いざという時、そのネクタイを締めるのである。
何本かのネクタイを使っているうちに、
そのネクタイをしていると、どうも一日ラッキーになる、というか
運がいいのである。
思わずそのネクタイを選んでキリリと締めて、さっそうと出かける。
そんな迷信じみたことをまったく気にもしない方にとっては、
ひどくナンセンスな話かもしれない。
そのラッキータイは、殆ど仕事関係に使われることになる。
今日の物件は、なんとしてもいい結果を出さねばならぬ。
そんな時に締めるネクタイである。
乗り物のタイミングが良かったり、心配事が空振りに終わったり。
そういう意味では、毎日そのネクタイをしていれば良さそうなものになってしまうかも知れないけれど、
それでは、メリハリがつかぬ。
やはり、いざという時の為にそれはとって置かねばならぬのである。
それにかこつけてのこちらのメンタル的なものであったりするのであろう、と思ったりもする。
その勝負ネクタイの存在が、いざという時の私の背中を押してくれるのならば。
しかし、、、面白いことがある。
それは、不思議としか言いようのないものである。
私のネクタイ達は、結構ヤキモチ妬きばかりなのかもしれない。
しかし、、、それが単にこちら側のメンタル的な問題だとすれば、、、
私自身の潜在的な移り気のひどさを表しているのかも知れない、、、
結構私の性格は暗そうである、、、。
AM 12:07:21