NHK2355で紹介された音楽がなんとなく懐かしくて、
どんな映画?とレンタル視聴。
1967年作、フランス映画。ミュージカル。
近くに居るのになかなか運命的な出会いが出来ない3カップルの物語。
# ちょっとイライラさせられるわね。
まぁ物語そのものは複雑じゃないし、所詮ミュージカルなので
サラッと見過ごせてしまう映画なのだけれど、
やはりミシェル・ルグランの音楽が、
その軽快さ、ノリが実にいいんだな。
# 所詮、昭和のノリですわ、すまんね。
しかも、カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスが共演しているのが
私には、なんとも新鮮で。
# 物語の中で、この二人がカップルとは限りません。
物語の終わりになる頃、
どうしても3カップルの内の1カップルがお互いに出会えず
〝どうすんだよ、どうすんだよ、
明るいミュージカルなんでしょ、ハッピーエンドなんでしょ?
もう時間がないよ。どう終わらせるのよ。”
と焦らせてくれた辺りも
鑑賞者を最後まで引きずるあたりは流石です。
そこは、わずかに消化不良も残りますが、
まぁ明らかなハッピーエンドが予想出来てグッドです。
おススメするには今更感がある映画ですが、
うん、観て良かったです。
P.S
遥か昔のことなので、記憶があいまいだったのですが、
カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスって
こんな同世代だったんだ、、、ということを改めて実感。
もっともジョージの方がカトリーヌよりも9歳も上だったわけですが。