2020年5月28日木曜日

ロシュフォールの恋人たち

NHK2355で紹介された音楽がなんとなく懐かしくて、
どんな映画?とレンタル視聴。

1967年作、フランス映画。ミュージカル。
近くに居るのになかなか運命的な出会いが出来ない3カップルの物語。

# ちょっとイライラさせられるわね。

まぁ物語そのものは複雑じゃないし、所詮ミュージカルなので
サラッと見過ごせてしまう映画なのだけれど、

やはりミシェル・ルグランの音楽が、
その軽快さ、ノリが実にいいんだな。

# 所詮、昭和のノリですわ、すまんね。

しかも、カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスが共演しているのが
私には、なんとも新鮮で。

# 物語の中で、この二人がカップルとは限りません。

物語の終わりになる頃、
どうしても3カップルの内の1カップルがお互いに出会えず

〝どうすんだよ、どうすんだよ、
 明るいミュージカルなんでしょ、ハッピーエンドなんでしょ?
 もう時間がないよ。どう終わらせるのよ。”

と焦らせてくれた辺りも
鑑賞者を最後まで引きずるあたりは流石です。

そこは、わずかに消化不良も残りますが、
まぁ明らかなハッピーエンドが予想出来てグッドです。

おススメするには今更感がある映画ですが、
うん、観て良かったです。


P.S

遥か昔のことなので、記憶があいまいだったのですが、
カトリーヌ・ドヌーヴとジョージ・チャキリスって
こんな同世代だったんだ、、、ということを改めて実感。

もっともジョージの方がカトリーヌよりも9歳も上だったわけですが。