一夜(ひとよ)の出来事が大きな分岐点になる。
そこからどう進むか、その一夜にどんな意味があったのか
当事者たちは、とりあえずは無我夢中で人生を進まなければならない。
そして、なぜ今があるのかを振り返る時
その責任は誰にあるのかを考えたくなる。
けれど、過去に何があったとしても、
今の自分は、自分が築いた今のはずだ。
誰のせいでもなく、自分が招いた今のはずだ。
そんな忘れがちなことを思い出させてくれる。
人生にまだ残りがあるのならば、
今から、もっと丁寧に生きよう、
そんなことを思い出させてくれた映画であった。
P.S
どうしてこの映画を観ようと思ったのか思い出せない。
まったく事前知識はなかったけれど
何か重苦しい雰囲気であろうことは予感がしてた。
それにしても、役者たちの熱演が魅せる。
好き嫌いは別れるであろうけれど、日本映画でありました。
AM 10:21:37