哀しい。けれどこれが現実かも。
2012年、仏、独、オーストリア映画である。
老夫婦の妻が手術の失敗に遭い、半身不随となる。
妻から「もう病院に連れ戻さないで」と約束された夫は
懸命に自宅で介護する。
にもかかわらず徐々に悪化してゆき、その先に行きつくところは、、、
あまりにも哀しい。
それにしても、本来は、うらやましい限りのカップルである。
夫も妻もやさしさに包まれている。
彼らの会話は、あまりにも静かで普通なのに、とてもやさしい。
にもかかわらずそんな彼らに降りかかってくる災難。
最早どうしようもないことはわかりながらも、今この時を懸命に生きるしかないのだ。
最後の終わり方は、やはりヨーロッパ映画であった。
でも、それでいい。 私は、そう思った。
P.S
私にも痴呆の母がいる。
介護の大変さは、想像を超えるものである。
結局、本人の意思とは関係なく、施設に入れてしまう結果となった。
私は思う。
自分が壊れかけたのなら、自分の要求などするべきではない。
それは、きっとワガママだ。
健康人の論理だと言われるかもしれないけれど、
健康な時に考えることの方が正しいはず。
今の私は、そう心に誓っている。
2012年、仏、独、オーストリア映画である。
老夫婦の妻が手術の失敗に遭い、半身不随となる。
妻から「もう病院に連れ戻さないで」と約束された夫は
懸命に自宅で介護する。
にもかかわらず徐々に悪化してゆき、その先に行きつくところは、、、
あまりにも哀しい。
それにしても、本来は、うらやましい限りのカップルである。
夫も妻もやさしさに包まれている。
彼らの会話は、あまりにも静かで普通なのに、とてもやさしい。
にもかかわらずそんな彼らに降りかかってくる災難。
最早どうしようもないことはわかりながらも、今この時を懸命に生きるしかないのだ。
最後の終わり方は、やはりヨーロッパ映画であった。
でも、それでいい。 私は、そう思った。
P.S
私にも痴呆の母がいる。
介護の大変さは、想像を超えるものである。
結局、本人の意思とは関係なく、施設に入れてしまう結果となった。
私は思う。
自分が壊れかけたのなら、自分の要求などするべきではない。
それは、きっとワガママだ。
健康人の論理だと言われるかもしれないけれど、
健康な時に考えることの方が正しいはず。
今の私は、そう心に誓っている。