2021年12月7日火曜日

舞妓はレディ

いやまぁ、監督には申し訳ないのだけれど、

なんとなく全編痛々しく感じてしまって申し訳ありません。

# と、前置きして。

さてこの映画、あのオードリーヘップバーンのマイ・フェア・レディの日本版ということで 、そりゃ観てみたいでしょ、と借りたDVD。

公開は、2014年。監督は、周防監督。

 
 
 
ヘップバーンに対応するのは、上白石萌音で
ヒギンズ教授が、さしずめ長谷川博己ってことでしょうね。

もっともそれを知ったら、マイ・フェア・レディとは路線が大きく異なっていそうなのは容易に想像がつく。

言葉も歌もキャスティングも結構重鎮俳優を使いながらも
軽い楽しい(?)映画に仕上がっているのは、なんとも日本的ってか?

まぁ面白く鑑賞は出来ましたが、なんとも複雑な気分がしないわけではないな。
 
それに一応はミュージカルなのだけれど、歌唱力で勝負してないのがなー、チョイ残念。

にしても、最後のエンディングの萌音ちゃんの動きは、流石です。
振袖を振り回して踊る姿に、彼女の輝きが見れてよかったです、はい。



P.S

「京都の雨はたいがい盆地に降る」に思わず笑えてしまった。

これを観る前には、やはり元ネタのマイ・フェア・レディを観ておくことは必須です。