2022年4月23日土曜日

俺たちに明日はない

有名な映画だから、何気に内容は知っていたけれど、 ちゃんと見てなかったなぁ、とDVDレンタル。

1960年代の映画であれば、
当時にとっては、いろいろショッキングなことが含まれていて 、映画業界を突き抜けたことで評価されたことは充分にわかる。

けれど、今となっては、その表現方法や世界観がマンネリ化してしまっていて、

彼らのハチャメチャさしか気にとまらないんじゃなかろうか、とも思ったりもする。

しかし、ベースが史実ということであれば、
まさに彼らは恐いもの知らずの何でも有りの世界に生きたんだなぁとつくづく思う。

けれど、そんなことは、やっぱり長続きはしないもので。

私は、逆に、最期のあまりのアッサリさが彼らにとっては、
幸せじゃなかったんだろうか、とも思えたりもする。

今更おススメ度は、感じられない。

けれど、私たち高齢者にとっては、やはり観ておかなければいけない一本でありました。

それにしても、原題は「Bonnie and Clyde」という単純に二人の名前であるけれど、 それに「俺たちに明日はない」と邦題を付けたのは、ちょっとアッパレかも。



P.S

こういう映画を作って、子供がマネしたら、どうすんだよ。

当時は、そんな声が聞こえてきそうだけれど、
今となっては、誰もそんなことを言う人間がいなさそうなのは
人類は、進化したのか?退化したのか?

そんなことを思ったりもする。