2022年4月5日火曜日

赤毛のアン

 
「これからはじまるあなたの物語....♪」

フト突然、頭の中に絢香の「にじいろ」が流れてくることがある。

そう、NHK朝ドラ「花子とアン」のオープニングである。

# なぜか私の中に固定化されてしまったんだな。

で、その度に、「赤毛のアン」にちゃんと向き合った記憶が薄いことが蘇ってくる。

それとなく知っている気分だったりするのだけれど、 “アニー”か何かとグチャグチャになっていないか?

ならばとりあえず映画で、、、と記憶補正の為にレンタル。
まぁあらすじに関しては避けましょう。キリがないし。

私は、正直言って、子供ネタの物語は好きではない。

だいたいそれらの映画は、観ていて、痛い。
若気の至りだから仕方がないよね、、、
けど、、、であれば余計に、、、それを物語にするなよ、そんな思いが強い。

まぁ今回もある種同類である。
けれど、物語の根幹は、それを取り巻く大人たちにあるのだ。

いろいろな大人がいる。
とにかく優しい大人、優しいのに厳しい大人、意地悪な大人、悪い大人、、、

そう、この手の物語は、子供を取り巻く大人たちの物語なのだ。
そう思い始めると、実に感慨深い。

自分は、どの種類の人間なのか。

いや、その時々、ともすれば相手によって変わってしまうこともあろう。
そんなあれやこれやを考え出すと、なかなか難しくなったりもする。

けれど、嬉しいのは、この手の物語は大体ハッピーエンドだ。
だから、救われる。

そして、次の瞬間、自分もいい人間になろう。
そう思えるのがこういった物語の最終帰結なんだろうな。

でも残念ながら、2時間の映画では、
この赤毛のアンもあらすじをかじったに過ぎないことであろう。

原作は、もっともっと面白いのかもしれない、、、な。


P.S

じゃ、原作を読む?

たぶん、、、今回の人生内では、、、無理。

すみません。