この時期、AO入試などの季節がやってくると、
学生たちは、受験の為の資料作りが始まる。
で、その最も標準的にまず求められるのが志望動機。
そして、そこにくっついてくるのは、将来の展望。
今まで、
“将来どんな職業に就くかわからなくても
可能性を狭くしないためにも勉強はしておいた方がいい”的なことを言われ続け
とりあえず勉強戦線に駆り出されながらも、高校3年生の夏休みを過ぎれば、
かなり具体的な将来の展望を述べさせられるのって、なんだかなー、と思うワケで。
もちろん、きっと既に理系とか文系とかの分かれ道があって、
更には、学部を絞り込まなければいけなくなってくることは、
大学というシステム上、仕方がないことは理解できる。
けど、高校生にそんな具体的な目標を持たせるのは、なんとも複雑な気分である。
もっとも大学側としては、AO入試では、
そういった具体的な目標を既に持った人間を取りたいのであれば、
それはそれで理解できなくもないので、
そもそも並の人間が、AO入試なんかで受かろうとするなよ~と学生側にも言いたくもあって。
けれど受験戦線であれば、チャンスがあれば、全てを利用したい学生の気持ちもわからぬものではない。
けれど、AO入試に取られるエネルギーは、この受験の時期、あまりにも大きい。
更には、ダメな結果が出るまでの、あの心の迷いというか葛藤は、
正直言って、見てられないんだよなぁ。
私は、高校生がムリムリ現実的目標なんか、まだ持たなくっていいんだと思うんだけどなぁ。
と、まぁいろいろ考えさせられる季節である。
P.S
とまぁ、人生終わりかけの人間が、好き勝手なことを言っていますが、、、
受験戦争真っただ中の戦士諸君、、、とりあえず自分なりに頑張ってくださいませね。
とまぁ、人生終わりかけの人間が、好き勝手なことを言っていますが、、、
受験戦争真っただ中の戦士諸君、、、とりあえず自分なりに頑張ってくださいませね。