2022年10月22日土曜日

女のいない男たち

女のいない男たち 村上春樹著

オトナの小説である。

村上春樹って、この手のお話も書くんだなぁと改めて思ったり。

実に私は、、、思いっきり楽しんでしまった。

オトコとオンナの観方を変えればドロドロの物語になりそうだけれど、

それを読んで楽しめてしまったことに、なんて言うか、、、自分も歳を取ったな。

いわゆる男女の営みもエロチックというよりもひとつの行為・出来事として 、淡々に把握できてしまって、

やれ恋愛だ、やれ不倫だ、の世界が、特に大きな出来事として捉える必要が無くなってしまっている自分に

歳取った、というか、大人になってるな自分、そんなことを思ったりも。

# 何言ってるん?今更。

私も、人生いろいろ経験し辛酸をなめてきたからこそ、その域に達したんだろうな。

そんなことを思い返してくれた一冊でした。

おススメの一冊ではありませんが、、、


P.S

身近に置いておいて、何気にペラペラ読み返したくなる一冊になりました。