公開は、2011年。
原作は、東野圭吾。
ミリオンセラーにもなった長編小説の映画化である。
哀しい物語であるが、事の発端から性的虐待であったり、性的暴力ネタが繰り返され
なんとも意外性を通り越して、その生々しさがツラい。
それにしても、原作はかなりの長編をやっぱ150分程度の映画に収めるのは無理があるのだろう。
いろいろな経過や、なんで?どうやって?がどうしても未解明のまま物語は進んでしまう。
まぁ原作を読む代わりに映画を観たわけで、とりあえずのあらすじを知れたということでは目的を達成はしたけれど、
いまいち深みを感じられなかったのは、やはり時間枠とキャスティングのせいのような気もしないではない。
ま、小説で読まなくて良かったな、などと思えてしまって残念である。
P.S
原作を時間をかけて読めば面白かったのかなぁ。