2008年公開。
監督は、俳優でもある佐藤二朗。
自身の強迫性障害の体験をもとにした物語。
主演も佐藤二朗である。
あえてカミングアウトしてしまうと
私も強迫性障害自認する人間なので、
やはり他の人の症状も知ることができるかな、という思いで鑑賞したけれど
確かにこの映画中の二人の症状を見ているとツラい。
重度の症状は、こんななのか?というのが私の感想である。
ま、わけのわからない部分も何か所かあり、なんとも複雑な思いのする映画でありました。
けど、強迫性障害と言っても、十人十色だろうから、
一般的な強迫性障害を誤解されそうで、なんだかおススメ出来ないような気がしてすみません。
映画だから極端に描いているよな、そう私は信じています。
ちなみに私の場合を告白してしまう。
私の症状は「行った道を戻らないと気が済まない」のひと言に尽きる。
自覚症状の最初の頃の思い出としては、小学校低学年の頃だろうか。
他人の前では、必死に我慢をするのだけれど、
どうにも我慢できなくて、多くの人に多大な迷惑をかけたことは一度や二度ではない。
回りから見れば、「なにヤンチャ言ってんだぁ。」に過ぎないことも
本人から見れば、我慢できないことでもあった。
もうすぐ70歳になるこの歳でも、ひとりの時には、その強迫に負けている。
本当に自分でも意味が分からない。
もう、それがツラいとも思わなくなっているけど、
きっと大きな損をしているんだろうなぁ、と思うのが無念である。
P.S
症状を乗り切るために頭の中で思うことがある。
もし、世のすべてが焼き尽くされたら、道の存在なんかあるまい。
ただの広大な広場じゃん。
今は、たまたま建物や道が出来てるだけで、そんなのたいして意味ないんだよ。
いつも自分の脳に対して、ささやかな論破を試みたりしている。
