早朝のワンシーンである。
道端のオートバイの脇にブタのぬいぐるみが落ちていた。
小さな子供が落としていったのであろうか?
妙に哀しいシーンだった。
私は、どうしようか迷った。
拾い上げてどうしよう? 横のバイクの上にでも乗せておこうか?
しかし、次の瞬間こんな思いにも駆られた。
このブタも自然界に生きている。無情であろうとも、このブタの人生(ブタ生)に妙なちょっかいを出すのはやめよう、、、とも。
そして、私は、後ろ髪を引かれながらもそこをそのまま通り過ぎたのである。
落としたであろう少女が駆け戻ってきて、拾い上げるシーンを夢見ながら、、、。
P.S
ただめんどくさかっただけじゃないってばサッ。
PM 10:30:34