2005年1月20日木曜日

イマイク & セカチュー

娘が映画から帰ってきて、突然のたまった。

「いま、会いにゆきます。」って、タイムパラドックスもんだった?よ。

な、なにィ????

そう聞かされると、放ってはおけない映画である。

何故かは、、、こっち

以前からこの映画は、映画館の後ろの方には、中年のおじさんがチラホラと居て、シクシク観て泣いているという評判も聞いていた。

で、勇気を出して映画館へ。

シクシク泣く準備をして、小さめのタオルを持ち、マフラーで顔を隠すべく準備万端で鑑賞である。

案の定、周りは若いカップルばっかりであった。

と、ところが、、、なんと最後まで泣けなかったのである。

ここで泣くべきところなんだろうなぁ、と各ポイントではよくわかった。

館内でも途端に鼻がグジュグジュいい出す。

でも、私は、自分に言い聞かせていた。

「いやいや、こんなところでこの程度に泣いていてはいけない。この映画は、まだまだワンワン泣かされるところがきっとあるんだ。」

そう思い続けていたら、泣かないまま終わってしまった。

心の準備は、時に感動の妨げになるものである。

ただ、ちょっと恋愛ものなのに、SFチックさが強いような気がしたなぁ。

その辺がなじめなかったような気がしたのも確か。

それに比べて、「世界の中心で、愛をさけぶ」はよく泣けました。

ひそかにDVDで見たせいでもありますね。

空港での彼の叫び、「助けてください!助けてください!」

もう自分じゃどうにもならないと悟ったその瞬間、神にも祈る気持ちで誰にともなく叫ぶあのシーンは、妙に納得できた。

まぁ感動というよりも刹那的涙なんでちょっと不本意でもありますが。

まぁ、必須映画ではありませんが、心が乾いた時には、お薦めの2本です。

しかし、「いま、会いにゆきます」「世界の中心で、愛をさけぶ」「LoveLetter」などは、非常にタッチの類似した作品でありますが、必ず誰かの死がテーマに含まれているのがちょっと残念です。

そういう意味では、「猟奇的な彼女」なんかは、涙の量は少ないですが、さわやかな涙が流せていいですね。

P.S

そうそう、世界の中心はどこにあるか、、、

それは、あなた自身の中にある、、、

そう感じた映画でもありました。

AM 02:25:21