2006年7月11日火曜日

時を盗む。時を埋める。

「時」は、過去から未来へと、とうとうと流れてゆく。
決して、とどまるところを知らず、どんな時でも無情に進む。
 
されど悔しいかな、人の人生の長さには、限りがある。
 
だから、「時」は、人の持ち物となる。
だから、持てる「時」の量に限りがある。
 
限りの有る「時」の中で人と人とが接する。
 
私は、相手の人の「時」を盗んでいないか?
あなたは、人の「時」を盗んでいないか?
 
自分の自覚がないまま、人の「時」を盗んでいないか不安になる時がある。
 
限りの有る「時」を持って私はたたずむ。
 
「時」を有効に使っているか?
後で後悔しない使い方をしているか?
 
砂時計のビンの中の砂の落下が止められないように
時間も誰にも止められないまま過ぎてゆく。
 
無意味な「時」を減らしたくて、
楽しい想い出で「時」を埋めようとする。
 
おまえは、自分の「時」を埋める為に、人の「時」を盗んでいないか?
 
 
P.S
正直言うと、こわい。
けれど、私は、人の「時」を絶対に盗もうとはしない。
そんな大切な「時」を故意に人から盗もうとはしない。
自分も盗まれたら悔しい大切な「時」を
絶対人から盗もうなどとは、思っていない。
それだけは、誓う。
それだけは、心から誓う。
 

 

PM 08:19:10