2008年1月2日水曜日

ミュンヘン

かなり前に、この映画を映画館で観てきて面白かったという人が居たので、このお正月休みにDVDにて鑑賞。

ちょっと不謹慎な感想になるかもしれないけれど、
私には、この映画の面白さがよくわからなかった。

事実に基づく、テロと報復の物語。
確かに2時間半にも及ぶ映画にしては、飽きもなく観られた事実は、
面白かったことになるのかもしれないのだけれど。

そもそも醜く哀しい映画だ。
細かく見れば、余りにも内容が濃すぎる。
その悲しさ、哀しさ、醜さ、、、深過ぎる。

私としては、面白いと評価する前に、深く落ち込んでしまうのだ。
中東の価値観や宗教観を持って観れば、きっともっと様々な観方になるのかもしれない。

あまりお奨めの映画とは言えないけれど、
こういったことが事実としてあったことも知っておく必要があるかもしれない。

もっともテロや報復の連鎖は、今はもう当然の事実となってしまっているので、
今となっては、驚くことではないのかもしれないけれど。

# それはそれで、また怖ろしくコワイ話でもあるのだけれど。


P.S

新年一番に観た映画としては、もっと明るいものにすればよかったな、、、

自分の勢いのなさも実感したりして、、、。