2008年1月13日日曜日

earth 主演:46億歳、地球

正直言って、NHKのドキュメンタリーと同じであろう。
と、思われるかもしれない。

けれど、その美しさ、その雄大さ。
やはり、映画館で体験したいものである。

どうやって撮影したの?
撮影技術には、目を見張るばかりだ。

これCGじゃないの?
そんな思いを持たせてくれてしまうような地球は、まだまだすばらしい。

太陽と北風の童話を思い出したりも。
公害や温暖化と思われる事実をあからさまにして、地球を大切にしよう!
なんて映画もあったけれど、

思いっきり地球の美しさを見せつけて、これを守ろう!ってのも
自分から自発的に思えて、いいと思うんだな。

# 思いっきりノせられてるかも。

まったくのドキュメンタリーなので、
1,800円の鑑賞代は、ちょっと高いような気もするけれど、
割引きの利くシニアの方々などには、お奨めです。


P.S

ちょっとつまらぬことを思い出したりも。
古い映画「ソイレントグリーン」である。
癌も克服され、人口増と食料難に悩まされる未来社会の物語である。

老人の自殺が推奨され、自ら死を希望すると優遇される、、、
というとんでもない社会の物語である。

そして、病院で死に逝く時、過去の美しかった地球の大自然の姿を映像で見せてくれるのだ。
確かその時のBGMは、ベートベンの「田園」だったりもする。

小さな頃に見て、私にはショッキングな映画だった。

けれど、、、ふと思ったりもするのだ。
もう、こんな美しい大自然を見られるのは、
現在の地球人にとっても最後に近いのではないか、、、と。