例えば、車でとある大学に行く。
一度車から降りて、守衛さんのところで記帳をすれば、もう大学の構内だ。
目的地の校舎までほんのちょっとだし、
構内はスピードも出せない状態なので
ついついシートベルトを締めないで運転してしまう。
けど、フト思うのだ。
この何か足りなさ感。
シートベルトが義務付けられる前は、シートベルトなんて殆どしたことがない。
それが普通だった。
義務付けられた後も、しばらくのうちは、鬱陶しかったシートベルト。
ところが今は、シートベルトをしないとどうも落ち着かない。
結局、強制されて、イヤイヤしているうちに、それがないと落ち着かなくなってしまっている。
これって、やはり洗脳の類?
シートベルトの必要性は、わかっているし、
仮にシートベルトが解禁になっても、きっと私はし続けるだろう。
けれど、他人に無理やり憶え込まされた我が身のこの本能にちょっと抵抗があったり。
なんだか「自己責任」っていう言葉を飛び越されてしまったような気もして、、、。
そんなことを思うと、警官のシートベルト検問って、
中高生の校内学則検査みたいな気も?
まぁ、今まで大きな事故に会ったことがないから、
こんなノーテンキなことを言っているのだろうけれどね。
P.S
それよりも、強制されないと身につかない自分の習性の情けなさを嘆くべきであろうけれど。