2021年9月14日火曜日

自転車泥棒

製作は、1948年イタリア。
タイトルは有名なのでご存じの方も多かろう。
第二次世界大戦後、まだ混乱と貧困の中でのお話である。

ささやかな仕事にありつけたものの、
仕事に必要な自転車が盗まれてしまう。
それを必死に取り戻そうとする父と子。

そして、行きつくところの、葛藤の末に彼の出た行動は、、、あまりにも哀しい。
 
しかし、、、ツラいなぁ。
全編1時間半、もうなんていうか、、、観ていてツラい。
 
その貧しさゆえに、その必死さゆえに、
心の中の葛藤と、どうにもならない現実とに振り回される。
 
子供を喜ばせ、子供に叱り、八つ当たりさえも。
けれど、やはり大切な子供であり、
最後はその子供に救われたりもした。
 
有名な映画は、それなりに強く印象に残る。
でも、、、なんだか忘れたい映画だなぁ。
 
 
P.S
こんなに有名な映画だもの、
私は、きっと過去に観たことがあると思ってた。
 
けど、本能的に忘れようとした結果、忘れてしまっていたのかなぁ。
今どきは、違ったことで、同じような人もいるんだろうな。
そんなことをフト思ったりもする。
 
そんなんじゃない今の自分は、間違いなく幸せだ。
そんな想いにつなげて、、、。
 
 
AM 09:54:03