私は、基本的に新聞を読まなくなってどのくらい経つだろう。
20年以上になると思う。
テレビもあらかじめ録画したモノしか見なければ、
ニュースを見ることは殆どない。
最近、ネットのニュースも避けるようにしている。
もう、何が本当だか分からなくなってしまうから。
じゃぁ、世の中のこと何も知らないの?と言われそうだけれど、
何かと情報は入ってくるもので。
で、最低量の情報から、自分なりに想像する。
もちろん自分で正解が導き出せるわけもないけれど、
何かと世の情報と自分の思考は比較はできる。
そして、自分の考えをその可能性を広げてゆく。
それで私はいいんです。
だって、正解って得られないんだもの。
時間と共に価値観も変われば、
それと共に、真実が変わってゆくこともある。
マスコミが表現するのも
それはひとつの意見であってひとつの見方だ。
そんな垂れ流された情報をそのまま飲み込む方が
或る意味“楽”だけれど、とても恐い。
この歳になって、つくづくそんな思いでいます。
P.S
遥か昔、、、
私の大学時代の哲学の先生は、すごいおじいちゃんで
「私は、新聞は天気予報欄しか見ません。」
って言ってたことが記憶に残っています。
私も歳を取って、
知らないうちにそんな思考に近づいているのかなぁ。
でも、それは幸せの予感だったりする。
わかってもらえるかなぁ、、、ま、いいや。
# 独りよがりはジジイの特権である、うん。